タレントマネジメント（経営者育成・ファストトラックの構築）についてお話できます

■ 具体的な経験の内容
タレント戦略グループの統括課長（Senior Manager）として、ソニーにて1から経営者育成プログラムを策定した。（コーポレートユニバーシティーのように座学で育てるものではなく、経験で育てるもの。いわゆるファストトラックプログラムの構築）。タレントプールの形成、選抜、プログラム構築、経営層の巻き込み等を全て主導した。

■ 実績や成果
ソニーでは縦割りが強く、私が取り組むまで3回プログラムの構築に失敗してきたが、今回は立ち上げに成功した。失敗要因は主に、【エースを引き抜かれる現場の抵抗】である。

■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
まずは経営層の巻き込み。吉田CEO以下、経営層に月1回以上会ってメンターとなってもらい、プログラムに大いに巻き込ませていただいた。必要だった能力は以下。独力で全社施策を企画し、資料に落とし込み、経営会議でトップの承認をとり、毎月ソニーのトップ10人衆を周り、多数いる人事部長陣を納得させ、現場に落とし込んで推進するための企画力、意志と執念、政治的アクティビティ、資料作成力、プロジェクトマネジメント等。

■ 業界構造（トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等）の知見の有無
ソニーのかかわる業界は広いので、業種として半導体に非常に詳しいとか、アニメに非常に詳しいとか、そういったことで特筆すべき深い知見はない。

■ 関連する論文やブログ等があればURL
特になし

■ お役にたてそうと思うご相談分野
組織人事×戦略に関わる分野。人事の中でも、経営に近い部分であれば国内有数の知見を持つと自負している。ソニーでの最年少人事マネージャー経験のみならず、ボストンコンサルティンググループでの戦略コンサルティング経験や東証一部上場企業での最年少執行役員経営企画室長経験があるため。

■その他
地域: 日本・東京本社だが、対象範囲はソニーグループ・グローバル。北朝鮮等の一部を除く、ほぼ全世界。
役割: ソニーグループ/グローバルのタレントマネジメント責任者として、立ち上げから推進まで全てを担当。
規模: グループグローバルの従業員12万名規模から、数十名のタレントプールを作り、CEOを育成する取り組み。