輸出貿易管理令における輸出管理の仕組みの構築
■ 具体的な経験の内容
当時の製品にはリスト規制品があり、かつ直接海外顧客に売ることがあったため輸出規制品に該当するか否かを判断して、輸出許可などを得る為の仕組みを構築し実践する必要があった。そこで輸出管理規程を作り、輸出規制品の該非判定をするなどの運用を行っていた。
■ 実績や成果
輸出許可の必要な製品の仕様を洗いだし、該当する場合には的確な輸出許可を取らせるようにした。在職中の14年間、輸出違反なし、正しい許可を5件取得している。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
仕組みの運用はISO9001の内部監査で輸出管理規程の実施状況を毎年監査していた。最も困難な輸出規制品の該非判定は、選任者を選抜して、毎年法令改正の教育を行ってきた。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
■ 関連する論文やブログ等があればURL
■ お役にたてそうと思うご相談分野
日本の外為法(輸出貿易管理令)と共に米国の輸出規制についても運用経験があります。該非判定書についても提供できます。
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職歴
独立行政法人製品評価技術基盤機構
- 技術専門職員 2018/4 - 2023/3
株式会社宇野澤組鐵工所
- 品質システム管理責任者 2003/11 - 2017/6
株式会社KELK(旧小松エレクトロニクス)
- 主査 1998/10 - 2003/11
- 主任 1992/10 - 1994/9
コマツ
- 主任研究員・グループマネージャー 1980/5 - 1998/9
日通工(現NECインフロンティア)
- 部品事業部/設計開発課課員 1978/4 - 1980/5
このエキスパートのトピック
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高熱密度発熱デバイス(ペルチェ素子等)における効果的放熱方法について話せます
問い合わせ■その他 どちらでご経験されましたか?: コマツ 中央研究所/主任研究員・グループマネージャー いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1980年5月 〜 1998年9月 その時どのような立場や役割でしたか?: 熱技術コンサルタントとして 得意な分野・領域はなんですか?: パワーデバイスの熱ひずみを緩和する放熱実装方法や悪環境の車載電子機器の実装技術など 電子部品のはんだ実装技術 ISO9001 関連規程の解釈やヒューマンエラーの分析やなぜなぜ分析による不良撲滅
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熱電素子の材料研究、量産技術、品質管理、応用技術、熱電発電について話せます
問い合わせ熱電素子の量産で0.5mm角程度の半導体チップを短時間に配列する装置や、YAGレーザーによる半田付け、光通信用熱電素子のスクリーニング方法等を確立しました。 ■その他 どちらでご経験されましたか?: コマツ 中央研究所/主任研究員・グループマネージャー いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1980年5月 〜 1998年9月 その時どのような立場や役割でしたか?: 熱電素子に使う熱電半導体の材料の研究で量産に適した材料組成の探索やプロセスをマネジメントしていました。また熱電素子を使って小型焼却炉の排熱を電気に変換する国家プロジェクトのリーダを経験していました。 得意な分野・領域はなんですか?: 化合物物半導体の合成プロセス分野、電子部品の接合技術、パワー半導体の放熱技術が得意です。国峯直樹氏監修の「最新熱設計手法と放熱対策技術」の共著者です。熱抵抗や熱応力低減のノウハウを多く持っています。 この分野は今後どうなると思いますか?: 冷却用の材料はBiTe系材料しか実用化されていませんが、材料プロセスの改革の余地はあると思います。またビスマステルル以外の材料も候補に挙がっており近い将来に向けて材料開発は欠かせないと思います。発電用材料は、商用ベースではビスマステルル系、鉛テルル、鉄シリサイドの例がありますが早くからこれ以外の材料研究が進み実用化が近いと予想されます。 誇りに思う成果はなんでしたか?: 半導体フォトリソグラフィ前工程で使われるスピンコーター内の超精密温湿度制御装置を大手半導体装置メーカーに納めたこと。文部科学省の未利用排熱プロジェクトで仙台市のごみ焼却施設及び小型焼却炉の排熱発電実証試験を実施したこと。
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品質マネジメントシステムISO9001における構築と運用について話せます
問い合わせ■その他 どちらでご経験されましたか?: 株式会社 宇野澤組鐵工所 品質保証部 品質システム管理責任者 いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2003年11月から前任者の後を受けISO9001のシステムを運用、内部監査の企画、実行、内部監査員の要請、教育しておりま今も継続中です。また、ISO規格の2003年版への改定に合わせてシステムの再構築を実施し、今回2015年版改定を受けて現行システムを更新しつつあります。 その時どのような立場や役割でしたか?: 品質システム管理責任者(ISO9001:2008の5.5.2の要求事項)を務め、審査に対応し、非合理な指摘事項を未然に防ぎ、マイナー不適合を受けた場合には、根本原因究明へのコーチングを実施して是正処置の回答を提出する事をしてきました。 得意な分野・領域はなんですか?: 認知科学の観点と物理・化学的要因を論理的に追及するなぜなぜ分析の二つの手法を通じてヒューマンエラー対策の提言ができます。自社内工程や外注先のヒューマンエラー対策を実施してきました。