輸出管理(海外での図面参照含む)について話せます
■背景
通関士として約15年勤務しています。通関は財務省管轄、輸出管理は経産省管轄であるため、電気機器メーカーの輸出管理チームで約2年輸出貿易管理令について学んだ後、通関の現場に戻っています。
そのため、通関で必要とされる書類のほかに、自主規制である輸出管理体制の構築、必要となる帳票についてメーカーで学んだことをミックスして考えることができます。
■話せること
<お話できる内容>
・貨物の輸出管理(リスト規制)
・技術の輸出管理(税関を通らない技術(例えば海外での図面参照等)の該非判定など)
→購買、知財、BPOの現場でも改めて対策を講じる必要があるのではないかと考えています。
例えば、貨物の輸出を供わない技術提供、海外工場において現地スタッフが本社設計の図面を参照することについて、オフショアでの技術提供についてなど輸出管理や外為法を意識せずに行う行為が、実は法律に抵触する可能性があるのではないかという懸念が生まれたときに早急に対応することで傷を深くせずにすむのではないかと考えます。
■その他
技術に関する法律は昔に比べていろいろと変わってきました。そのため、私自身も最新の法令を学びながら考えていきたいと思います。