新卒職員の離職を防ぐ人材マネジメントについて話せます
■背景
私は理学療法士歴11年で、現在は理学療法士養成校の教員として教育や学生指導、学校広報に従事しています。教員として日々若者と向き合う中で、彼らが抱える「将来への不安」や「モチベーションの低下」といった問題に直面し、どう支え、成長に繋げるかを常に考えてきました。
教育現場では、国家試験合格という高い目標に向かう過程で、途中で気持ちが折れてしまう学生や、努力しても結果が出ず自信を失う学生が少なくありません。私は、そうした学生一人ひとりの状況を把握し、面談や声かけの工夫を重ねることで、やる気を引き出し、再び前を向けるよう支援してきました。また、全体の士気を保つための集団指導と、個々の事情に寄り添う個別対応のバランスを常に意識してきました。
これらの経験は、企業現場での人材マネジメント、特に新卒職員の離職防止に活かせると強く感じています。私自身、産業保健分野でも活動しており、企業の現場で若手社員が「理想と現実のギャップ」や「人間関係のストレス」に悩み、早期離職に繋がるケースを目の当たりにしてきました。教員としての若者支援の経験は、こうした企業の課題を解決するヒントになると考えています。
今後は、企業が抱える「若手が続かない」という課題に対し、教育現場で培ったコミュニケーション術や動機づけの方法を提供し、職場に定着する人材育成を支援していきたいと思っています。
■話せること
私は、理学療法士養成校で教員として教育や学生指導、学校広報に従事してきました。この経験を活かし、企業における新卒職員の離職防止や人材育成に関するご相談に対応できます。
教育現場では、国家試験という高いハードルを前に、努力しても成果が出ず自信を失う学生や、生活や将来への不安からやる気を失う学生を数多く支援してきました。私が行ってきた主な施策は、まず個別面談を定期的に行い、学生一人ひとりの悩みや兆候を早期にキャッチすることです。ここでは面談シートを活用し、学習の進捗だけでなく、メンタル面や生活状況の変化を記録・分析してきました。
また、集団指導においては、全体のモチベーションを高めるため、目標設定を「合格」だけでなく、達成感を感じやすい小さなステップに分解し、進捗を見える化する工夫をしました。具体的には、進捗管理表やグループディスカッションを活用し、仲間同士で励まし合う仕組みを作りました。これにより、途中で離脱しそうな学生を減らすことができました。
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職歴
社名非公開
- 専任教員 2020/4 - 現在
社名非公開
- 一般職 2018/4 - 2020/3
社名非公開
- 一般職 2014/4 - 2018/3