農業参入・地域資源活用の実践事例について話せます

■背景
和歌山県紀の川市にある農業法人への経営支援として、2021年度から3年間、現地訪問を週次で重ね、加工事業の再構築と地域資源の活用に取り組みました。対象法人は地域農家と連携し、規格外の果実を活用した加工品の製造・販売を担っていましたが、財務会計の未整備、設備稼働率の低さ、ブランド力の低下といった課題を抱えていました。私は中小企業診断士として、管理会計制度の導入、新ブランド『Fruit+to』の開発、酸化防止剤を使わない製造技術の導入、複数の補助金獲得支援など、経営と現場を一体で支える施策を実行。売上・雇用・地域の所得向上を実現し、支援先は県の農林水産賞や文部科学大臣表彰も受賞しました。

また、大阪府田尻町では企業による観光農園立ち上げ支援を行い、耕作放棄地の活用、農地取得・農地法対応、収益モデル構築、商品企画、補助金活用、自治体や観光協会との連携などを包括的に支援しています。現在は法人の取締役として運営にも携わっています。

■話せること
・農業法人への支援の実際：地域資源を活かした商品企画・ブランド構築・販路開拓
・加工品製造における原価管理や設備活用の改善アプローチ
・農業参入時に必要な行政・制度対応の実務ポイント
・地域連携の構築（自治体・JA・観光協会等）とその交渉・調整の方法
・観光農園や6次産業化モデルの設計・推進における成功要因と失敗回避策

農業分野への新規参入や、地域資源を活かしたビジネスを検討中の方へ、構想段階から事業化までのプロセスを事例ベースで丁寧にお伝えできます。

■その他
・支援先が和歌山県農林水産賞・文部科学大臣表彰を受賞
・観光農園プロジェクトでは年間2.3万人来園見込み・8名の新規雇用を創出
・noteで支援実績を公開中：https://note.com/nakajima_smemc