宿泊施設の資金繰り、スタッフ教育、収益アップのお話しができます。
私は上記仕事のほかに15年間学習塾の講師(中,高生)をしてまいりしてて今どきの若者の考え方、興味を持っている事、生活パターンなどは親御さんより、また他のコンサルタントの方々以上に知ってるつもりです。机上ではなくすべて経験、実践から彼らについて話ができます。一緒に仕事をしていくうえで説教をしたり、研修にいかせたり、意義は勿論あると思いますが私がいつもいつも言う『実のところどうなんだ」と考えると疑問が生じます。美味しいものを食べたことがない若い板前さん、おもてなしを受けたことがないスタッフにおもてなしを教えるのですから。?どうすればいいか?いくつかの実践からくる提案がございます。ひとつだけここでお話をしておくとすれは先ずはオーナー、先輩は「スタッフに関心を持つ」ことです。
■その他
得意な分野・領域はなんですか?: 旅館の資金繰り、人事管理と「おもてなし」教育。宿泊業全般にかかわる事。
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1995年~2012年旅館の支配人としてそれ以前は旅行会社に15年勤務
どちらでご経験されましたか?: 旅行会社は都内下町の伝説の旅行会社といわれるY旅行会社、今の募集旅行のはしりで当時都内観光バス取扱高はJTB,近ツーさんの次、でも一代のほんとに小さなエージェントですが当時JTBさんはこの会社をものすごく注目していました。そののち
勤めた旅館は60名収容15室築10年目、一言ではいえない七重苦の宿でした。
その時どのような立場や役割でしたか?: 旅行会社では営業、手配,添乗業務(国内外)、カウンターすべて経験し、最後は本社営業部長。その後旅館では決済権限を持った支配人として業務全般をうけおっていました。求人、清掃、面接、営業、予約管理、企画、フロント、仕入れ業務、人事管理や銀行対策。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 下町のJTB といわれた会社で思い切って仕事ができたこと。20代で今の名だたるお宿のオーナーやご子息と営業戦略などの話ができたこと、当初のホテル100選の選定の現場に居合わせたこと。旅館では5億の借金のなか、お金を1銭もかけられない中、入社2年目で売り上げ初年度の倍増、じゃらん契約後2年めで口コミ4.8を獲得。(このとき恐らく宿泊料は旅館では関東でも最安値に近かったと思います。)
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 旅館の七重苦、は資金まったく無し、当初お客様無し、板前さん雇えず、スタッフは全員素人、温泉出ない、露天ない、知名度まったく無し、アクセス最悪、そこからのスタート。ここでどうのりこえたか?は一言ではいえませんがベースにあったのははお金はまったく使えないこと、清掃,メンテナンス、集客は自分たちでやることでした。毎日新しい事件が起き一つ一つ丁寧に乗り越えてやっまいりました。そんな中でもいつも「お客様が一番」と考えていました。
最後には口コミポイントがよすぎて期待されてお客様がいらっしゃるのが厳しくなり、じゃらんをいつ抜けようか常に思うようになりました。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 私はクレームはすべて人災難だと思っております。またすべからく『おもてなしとかホスピタリテイー」などの講演や研修会は何故か高額で又コンサルタント料も高いと思っております。ですから当時困っていても頼むどころか問い合わせさえできませんでした。ホテル経営に悩むオナーや現場責任者、仲居頭さん。そんな方々に「わたしも最悪の状況の中でなんとかやってこれましたから」と一日でもはやく自分の経験してきた話を伝えることができればと思っております。
この分野は今後どうなると思いますか?: 旅行業界もホテル旅館業界もオープンなようで実は建前でお付き合いをしていて非常に閉鎖的です。もっと手の内を見せ合い困ったことの解決手段も共有すべきです。又、固定資産税の問題、旅館の社会的地位やスタッフの教育、建物全般に関わる経費が想像以上に高額、そして後継者問題を抱え、今後さらに厳しい業界になっていくとは思いますが、オリンピック景気や民泊の問題など明るい材料も多く抱えていると思います。
謝礼金額の根拠はなんですか?: 事業が厳しいから問題があるから依頼者様から相談を受けるのであって、私はどうもコンサルタント料とか講演料とか高額な気が致します。当時の我々のおかれていた立場では現状のコンサルはどこにも依頼できないでしょう。又継続して契約をするのもためらっていたと思います。「スポットコンサル依頼」なら先ずは経費面での不安は解消できます。そのあたりで謝礼金額をきめさせていただきました。実際は現場に伺ってお客様の圧を感じ施設を見てお話ができたらと思います。
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職歴
有限会社カインド
- 代表 2012/3 - 現在
総南観光株式会社
- 総支配人 1996/10 - 2011/3
このエキスパートのトピック
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飲食店経営における資金繰り、初期準備全般についてお話できます
¥30,000~田舎の収容60名客室数15室のホテルに勤務。 スタッフの業務指導「面接から管理指導まで、従業員の教育」「人の手配」 宿全般の営業「ネット管理、エージェント対策、パンフレット作成、単なる営業活動」 仕入れ全般の管理「海産物、肉、野菜、地元食材などの仕入れ」「備品、リネン類」 清掃全般の管理「清掃の仕方、道具の使い方や手入れの指導」、大浴場等 経理全般、フロント業務全般、営繕 *とにかく知名度無し、お客様なし、温泉は出ない、アクセス最悪、お金ないので板前やとえず、スタッフは全員素人、借金5億の宿でしたが、2年目で業績回復、当時県内でも低単価の宿でしたが口コミポイントは4.8を常に獲得、80%がリピーター様でした。この間、お金をかけず(無いので)、宣伝、集客、素人スタッフのレベルアップ、安心できる宿、顧客獲得と徐々に宿も上向きになりました。常識の範囲の中での「できうる限りのおもてなし」にスタッフ全員で勤め、毎日が小さな感動の連続でした。が最後結局、莫大な借金はうめることができず、競売になりました。いうなれば宿の起承転結を身をもって知った訳で、今でも最後の1年は鮮明に覚えております。あの時こうすれば!、いやこうでよかった!などなど、又銀行の対応もスリルの連続で本当に一冊の本にできることが突然だったり、事前だったりあり私にとって人生の大勉強になりました。自慢できるはなしではありませんが、もし、もし同じような状況下で仕事をなさってる方には、何かしらのアドバイスができると思います。
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債務超過の旅館における資金繰りについてお話できます
¥30,000~プロフイールにかいてありますが結局「田舎旅館の大騒動顛末記」です。何もないなから何も出来ないなかで、こりず、あきらめずやれたことです。 大事件もたくさんありました。当時現状すべてなんでも見直しから再スタートしました。 宿としては成功でしたが結局、超債務超過だったので、そのときの銀行と裁判所の動きはいまでも鮮明に覚えてております。でもそうなるまえにきっと打つ手はあります。今その経験は私の財産です。
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サービス業全般、主に旅館業旅行業の「おもてなしの心」について話ができます。
¥30,000~現在は口コミの時代、ポイントアップが前提ですがスタッフ管理も大切。従業員の満足度も考慮しながら 同時に出入り業者への配慮も必要。サービスの限界もわかっておりますが。 私のいた宿は7重苦、「超債務超過、温泉出無いし露天もなし、顧客なし、知名度なし、アクセス最悪、全員素人集団のスタッフ、お金ないので板前さんはいません、」ここから考え出された究極の「お金をかけない」正答が生まれました。何故お客様が増えないんだろう?口コミポイントがあがらない、 スタッフの定着率がよくない、資金繰りがちょっと?!考えている方はご相談ください。 又実際私が体験してきた数々の難事件の解決策も必ず参考になるかと思います。わたしのコンサルは机上ではなく「体験談」です。最後に 「債務超過」⇒「金融機関の本部の来店」⇒「競売決定通知」⇒「口座凍結」⇒「競売決定」⇒「その後」と本にも書いてないような貴重な経験の話もできます。なにかしらの対策にはなると思います。