債務超過の旅館における資金繰りについてお話できます

エキスパート

氏名:開示前


プロフイールにかいてありますが結局「田舎旅館の大騒動顛末記」です。何もないなから何も出来ないなかで、こりず、あきらめずやれたことです。
大事件もたくさんありました。当時現状すべてなんでも見直しから再スタートしました。
宿としては成功でしたが結局、超債務超過だったので、そのときの銀行と裁判所の動きはいまでも鮮明に覚えてております。でもそうなるまえにきっと打つ手はあります。今その経験は私の財産です。

■その他
どちらでご経験されましたか?: 総南観光株式会社 総支配人
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1996年10月 〜 2011年3月
その時どのような立場や役割でしたか?: 決裁権限をもった責任者
得意な分野・領域はなんですか?: 旅館業界における全般「旅行業者との付き合い方、ネット掲載、プランニング、仕入れ、資金繰り、スタッフ教育と管理、顧客獲得、営繕、清掃」など
この分野は今後どうなると思いますか?: 固定資産税が高い、施設に毎年高額な資金が必要、保健衛生と消防関連の法の規制強化、人材難などで非常に厳しい立場にあり銀行との折衝も大変むずかしいと思う。今後淘汰され且つ違法な宿も乱立してくるのでは。しかしながらいつの時代も同じで、トレンドをどう捉えどのように運営していくかその方法は必ずあります。
誇りに思う成果はなんでしたか?: まったく資金のないなかで、お金をかけずに旅館としては成功したこと。

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氏名:開示前

1955年千葉外房生まれ。日本大学文理学部応用数学科卒、学生時代劇団「ひまわり」に研究生として在籍。卒業後旅行会社に就職。紹介で入った小さな下町のエージェントでしたが、 募集旅行を都内で始めて仕掛けた会社で、断トツの集客力を持ち、ホテル百選の選定にも携わっており、今では伝説の旅行会社と言われています。都内有名なシテイホテルや今では日本一の温泉旅館のオナーの方々やその支配人やスタッフともふれあい、日本中の宿を見させて頂きました。のち、いなかの温泉旅館に支配人として15年勤務。当初7重苦の宿(借金5億、温泉無し、板前無し、全員素人のスタッフ、アクセス最悪、露天無し、知名度無しなど等)で今で言うなら「崖っぷちホテルならぬ本当の崖っぷち旅館」でした。送客側から受け入れ側になった私はサービス業が大好きでしたので毎日「わくわくどきどき」の連続で、しかしながら5年で売り上げ4倍、低価格でも口コミポイント4.8、リピーター率80%の宿に生まれ変わりました。旅館にかかわるもの全て、「資金繰り、面接と人材教育と管理、集客、プランニング、施設補修、館内清掃、食材仕入れ、エージェント対策、口コミ対策」等、担当責任者としてやってきました。最後は債務超過で競売になりましたが、私は金融機関のドラマのような怖さやそこで得た知識対処法を十二分に知りました。企業の起承転結と言いますか、再生から廃業までの一連のストーリーがそこにはありました。現在は自分で学習塾をやるかたわら、家内と8年前に飲食店をに開業、又知り合いからの紹介で近隣の旅館数件スポット的にコンサルに伺っております。総合旅行業務取り扱い管理者の資格をもっています。サービス業の難しさ、旅館経営と人材教育の厳しさ、そして継承問題等かかわる事すべて理解しているつもりです。体験してまいりました。又は旅行会社の戦略も承知しております。実体験からくるアドバイスをさせて頂きます。それから、新たに飲食店を開業なさる方への実践アドバイス「資金繰り、家賃、リース物件、人材確保、教育等」も解り易く説明させていただきます。いずれにいたしましても専門のコンサルタントではありませんが本当の実体験から得たアドバイスはできると思います。*最後に会社と銀行のぎりぎりの折衝も又競売の実態も見てきておりますので、聞いてみたい方はどうぞ。お待ち申し上げます。
*昨夏90歳の母をみおくりました。8年間(介護度5:在宅)自分は一人っ子なので最初から心に決め妻にはあえて頼まず、ヘルパー、ケアマネージャー、行政と共にやってきました。問題点、改善点、自身の心の在り方等お話できるかと思います。


職歴

有限会社カインド

  • 代表 2012/3 - 現在

総南観光株式会社

  • 総支配人 1996/10 - 2011/3

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