大学キャリア教育開発および実施
■ 具体的な経験の内容
学生の就職活動に関し、大学教育として何をなさなくてはいけないのかを検討し、得られた結論を元に、3年次学生に対する1年間のキャリア教育の授業実施、キャリアアドバイザー制度の導入を行った。
■ 実績や成果
高い効果が得られた。就職内定率が高くなり、学生が安心して就職活動を行える環境を提供することができた。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
3年生が約2000名いるので、キャリアアドバイザーをどのように実現するのか検討し、大学外リソースを用いることにした。その結果キャリアアドバイザーは120名程度の学生を担当し、具体的な方法や相談ににれる体制を構築することができた。授業としては春15回、秋15回の授業シラバスを作成し、これをキャリアアドバイザーが担当することとし、シラバス作成および授業内容、授業資料作成まで指導を行った。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
学生からかなり評価を得たシステムであった。
■ 関連する論文やブログ等があればURL
■ お役にたてそうと思うご相談分野
大学、キャリア教育、キャリアアドバイザー
■その他
地域: 日本、東京
役割: 企画立案および授業運営担当者
規模: 大学3年生2000名。キャリアアドバイザー約20名
プロフィール 詳細を見る
職歴
桜美林大学
- 教授 2011/4 - 2021/3
- 初代学群長 2007/4 - 2011/3
- 教授 2000/4 - 2007/3
- 助教授 1995/4 - 2000/3
日本アイ・ビー・エム株式会社
- 営業部員・課長 1984/7 - 1994/2
このエキスパートのトピック
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大学教務システム導入の責任者
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 大学の教務事務のシステム化を計画し、製品の選択を行った。当然大学固有の方式があるのでそれをシステム内で実現するための責任者として関係各部門をまとめ、導入を実現した。 ■ 実績や成果 大学固有のものとして、GPA制度、GPAによる履修登録制限、アドバイザー制度等があるが、それをシステムに反映した。また、履修登録に関してはリアルタイム履修登録エラーチェックを実現した。GPAによる履修単位上限、先修条件、配当年次、所属学科等をリアルタイムでチェックし、エラーがある場合は履修登録ができないように設計した。このようなシステムは国内大学としては第一号である。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 教務事務パッケージは存在したが、実際の教務システムとして利用するためにはかなり改変を行わなくてはいけなかった。また、現場の仕事方法をシステムに合わせる必要もあり、職員の意見をまとめ一定の合意を得ることが必要であった。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 大学教務システムとしては完成度の高いシステムを構築することができ、その結果は製品に反映される結果になった。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL http://www.juce.jp/LINK/journal/0302/05_01.html ■ お役にたてそうと思うご相談分野 大学教務事務システム導入および開発
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企業訪問を実施する職業教育
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 情報関連企業でのSEおよび営業の仕事内容を企業訪問してインタビューすることで理解を深める授業を開発し実施した。大学3年生向けの授業としての位置づけであり、履修者の就活が始まる前に、仕事内容を具体的に聞き出すことにより就活を有効に進める目的もあった。 ■ 実績や成果 毎年5~10の情報系企業に1グループ4~5名の学生が企業訪問し、インタビューを行う。職種はSEもしくは営業で、事前に企業と話し合って決めておき、履修者はその設定の元でインタビューの準備を進める。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか インタビューは仮説設定が重要であり、仮説作成のために多くの時間を要する。学生は企業活動を知らないために、ここでかなりの指導を行わなくてはいけない。授業時間外にかなりグループ面接で指導を行わなくてはいけなかった。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 情報系企業で活動していたことにより、実務か養育の面で学生にフィードバックできた。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL https://obirin.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2331&item_no=1&page_id=13&block_id=34 ■ お役にたてそうと思うご相談分野 情報関連企業への就職指導、企業との協力体制構築
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効果的なオンライン授業の実施について話せます
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 2020年度から、Zoomを用いたオンライン授業が必要になった。効果的な授業実施のためには教材提示のみならず効率的な授業実施が必要である。大学の授業は長年板書が中心になってたが、この方式の問題点として教員が板書する内容を学生がノートに書き写し、あたかも勉強したような気分になることである。本来授業では教育内容をリアルタイムで理解し、履修者の知識定着および能力向上を計らなくてはいけない。そこでの解決策として、授業レジメを事前に学生に配布(書き写す必要なし)し、そのレジメをiPadにて表示し書き込みながらZoomの画面共有する方法を採用した。 ■ 実績や成果 対面授業の時からこの方式を用いてきた。オンライン授業になった場合、Zoomに同じホストとしてiPadを接続すれば画面共有が可能である。学生からはかなり高評判であった。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか iPad画面共有方法を模索し実現するのに苦労した。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 ■ 関連する論文やブログ等があればURL ■ お役にたてそうと思うご相談分野 オンライン授業、効率的な授業運営、Zoom、書き込みながらの授業運営 ■その他 地域: 日本、東京 役割: 大学教授 規模: 学生数9500名、授業履修者数年間400名。