教育業界での経験について
板橋区教育委員会指導室所属の学習指導講師として勤務しています。配属は板橋区内の公立中学校です。業務内容は区内の児童・生徒の学力向上を目的とし特別な支援を必要とする生徒の指導や学校における学習指導・進路指導・教務・生活指導等の校務全般の補助を行なっております。
昨年度は第3学年に所属し、主に進路指導・キャリア教育を中心に行い、不登校生徒を含め全ての生徒を進学させること、及び、学校における進路指導の土台の構築とデータ化を行いました。
今年度は第2学年に所属し、教務・進路・会計の担当として、学習指導、教育や学習に関する事務、特別な支援を必要とする生徒の指導、そして教務としては年間指導計画・年間行事予定の作成とそれに対する外部との折衷調整業務、時間割編成の担当を担い、会計としては事務と協力して補助金等の申請に関する保護者とのやりとりなど、学校運営に貢献しています。
《実績》
【2018年4月~現在】板橋第三中学校における学習指導講師の主任となる。
1.放課後学習教室を学校の文化として根付かせるために「放課後学習教室再生プロジェクト」を立ち上げる。それに伴い、成績下位層の生徒の学習指導による成績の底上げ、特別な支援を必要とする生徒への学習指導やソーシャルスキルの指導を行う。また、勤務校によって学習指導講師の職務や扱いが異なるため、本校における学習指導講師という立場を確立することにも尽力した。
2.教務部所属となり2020年度年間カリキュラム編成に尽力する。この経験を通じて、「カリキュラムの改革」に携わろうとした時、現行カリキュラムの課題認識・現行カリキュラムと新カリキュラムのシステムにおける差分の把握・新カリキュラムに移行していく際の資格課程の経過措置の把握など、教務担当であるからこそ、現行業務や行事を、また近隣校のスケジュールまで細部まで把握し、教務システム面から他の教員への授業カリキュラム・年間指導計画への提言を行う。
〈実績〉
2018年度 全国学力・学習状況調査目標達成率【国語】正答率73%(全国平均72%)/【数学】正答率50%(全国平均50%)/【英語】57%(全国平均56%)/【英語(話すこと)】39%(全国平均30%)
→本校は近年全ての数字が全国平均を下回っていた。しかし、放課後学習教室を通じた成績下位層の学力底上げや学習指導講師がT2として授業に入る時間を増やした結果、学力向上がみられた。
はとぶえ(通級)と連携を行い、特別な支援を必要とする生徒への個別指導計画に基づいた指導やSSTを放課後に行う。
2020年度年間行事予定・カリキュラム編成を作成。教科横断的な視点で学校の教育目標達成に必要な教育課程を組織的に配列する、子どもたちの実態や地域の現状に関する調査結果とデータに基づいて教育課程を編成、実施した後に評価と改善を行うPDCAサイクルの確立、地域と連携し、教育に必要な人材、資源を外部に求めるなどをポイントにし、作成を行いました。
【2017年4月~2018年3月】第三学年の担当となる。進路指導を0ベースから担当教員と立ち上げ、データベースや教務と連携した年間計画作成、外部講師への講演依頼や指導資料の作成、進路コーナーの立ち上げなど、現在の板橋第三中学校の進路指導の礎を築く。
〈実績〉進路情報コーナー「進路最前線!」の立ち上げ・村田女子高等学校に面接講座を依頼→現在も行われる・進路指導用成績判定のデータベースの作成・進路に関する年間計画の作成。
【2016年4月~2017年3月】学校評価を生徒・保護者・学校運営連絡協議会から取るにあたりアンケートの内容の精査を行い新たなものを作成。またそれに併せて集計・データ化を行えうるシステムを構築。
〈実績〉学校評価アンケートを作成(内容から集計システムまで)→現在まで使われている。
■その他
地域: 東京都都
役割: 拠点責任者
規模: 情報未公開のため不明