研修プログラムの企画・開発・実施(インストラクショナル・デザインに基づく)
■ 具体的な経験の内容
研修プログラムを企画・開発・実施するためのスタンダードな規格となるインストラクショナル・デザインについて学び、いち早く研修業務に取り入れ、一連の流れ全てを担当者として経験しました。
所属する企業内で研修を自主的に実施する表明をした複数の部門を訪れて、研修プログラムを企画・開発・実施をサポートしました。
■ 実績や成果
研修担当者としてオリジナルに企画・開発・実施した研修プログラムは10以上あります。全てにおいて講師まで担いました。
技術部門の研修プログラムの企画・開発・実施のサポート業務は、チームとして数部門に対応し、業務内容を理解しながら、研修の要素となるポイントを掴み、教材を仕立て、講師訓練をして、実施までサポートしました。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
相手部門の技術知識と当方の研修知識をうまく融合するために、お互いの知識を如何に理解し合えるかが課題でした。時間をかけて、互いに教え学び合う体制を築き乗り越えました。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
専門知識を研修プログラムに仕立てて実施するためのサポートを担えます。研修プログラムには様々な形態がありますが、受講される方の要件に沿う形態の研修プログラムを仕立てるアドバイスができます。
■その他
地域: 日本
役割: 研修担当および講師
規模: 実績受講者数:約5,000名
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職歴
スパイラルアップ&チェンジ・アカデミー
- 代表 2016/9 - 現在
富士通株式会社および株式会社FUJITSUユニバーシティ
- 1982/4 - 2016/4
このエキスパートのトピック
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社内転職で自らの才能を発揮できる新キャリアを切り開いた経験について話せます
¥30,000~■背景 開発エンジニアとして、自分の開発製品のトラブル対応で、本社工場の研究開発部門から工場勤務に異動して、トラブル対応後も居残り状態になり5年経った頃のこと。工場での商品出荷ルーチンワークに物足りなさを感じていたが、現地オペレータや若手エンジニアの指導の機会には満足感があった。そして大学生の頃に教師になる夢を抱いていたことを思い出していた。 エンジニアとしてのキャリアは、新技術に着いて行くだけだから、年齢的にいつかは頭打ちになるだろうとの予測をしていた。そして、次に目指すキャリアは、研修講師かコンサルタントだなと考え始めていた。 ■話せること 工場勤務から抜け出す手立てを模索していたら、たまたま全国紙の新聞に掲載されていたコンサルタント募集の記事に目が留まった。直ぐに履歴書と職務経歴書を準備して応募した。応募書類による審査がパスして、面接の要請が届いたのを機会に、上司へ他部門への異動を申し入れ、叶わなければ会社を辞めて転職する旨を伝えた。数日後に上司から、元の開発職に近い部署への異動が内示された。その日が例の面接日の前日だった。新たな職場は仮の異動先と捉えて承知し、転職先の面接はお断りした。 コンサルタントの希望は途絶えたかに見えたが、異動先の職場から、社内の研修部門に目星を着けて、その部門の管理職に個人的な異動要望メールを送り続けた。その甲斐あって、当の研修部門から試験的な社内研修登壇を打診され、それに応じて登壇に臨んだ。結果は高評価で、研修部門への異動が叶った。 2段階の異動劇ではあったが、当時はまだ制度化されておらず、10年後にFA制度として新設されることになる社員希望の異動制度を、先取りするような行動が取れたことに、自分ながら驚きを感じた経験となった。 後日談として、異動先の研修部門での業務において、私が書類審査まで通ったにも関わらず、面接日の前日にキャンセルした、例のコンサルタント会社のコンサルタントの方と会う機会があった。その方から、「あなたは〇〇工場勤務でしたよね」と耳打ちされた。そして、自分が行くことになっていたかも知れないコンサルタント会社に案内された。お茶出しをして下さった女性を指さしながら、コンサルタントの方曰く「彼女はあなたの会社から転職してこられたのですよ」。そのコンサルタント会社に転職することは無かったが、そのコンサルタントの方とは、しばらくの間、仕事を通じて交流させていただけた。 自分の才能を活かす機会を、自分の意志で切り開くことの意義を、強く感じた経験である。 ■その他 結局はエンジニアとしてのキャリアは16年で、その後は研修担当および研修講師として18年勤務した後に独立し、フリーの研修講師としての活動を続けている。
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プレゼンテーション・論理思考・問題解決などの教材作成と講師
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 そもそもスキルとは、身に付けるというよりも、元々自らが内に秘めた能力により構成するモノです。 そして能力を引き出し構成し使えるようにする機会として様々な講座があります。 中でもプレゼンテーション講座で扱うスキルは、人が日常よく使う基本的な能力で構成されており、 その能力をうまく構成することにより、誰でもが発揮できるように期待されている、「人前で臆する ことなく堂々と話ができる」だけでなく、「直面する様々な出来事に前向きに対処できる」などが 可能になります。 更にプレゼンテーションを「人が自らの内に秘めた能力に気づき、それを引き出し発揮する体験をする のに最適なツール」として捉え、能力開発の基盤ツールに仕立てることができます。 ■ 実績や成果 主担当であるプレゼンテーション研修の講師を行った際に、約5,000名の受講者に寄り添いながら指導 することができました。その中で、始めは人前で話しづらくしていた参加者が、4時間の訓練の後に、 見違えるように人前で話せるようになる姿を何回も見ることができました。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 主担当であるプレゼンテーション研修の講師を行った際に、訓練を繰り返しても人前で話すことをため らう人が少なからず居ました。彼らの意識が前向きになるように助けることに苦労しました。 そこで「人は皆、自身の内に能力を秘めており、それを引き出し発揮することに慣れるだけで、今まで はできなかったことができるようになる」ということを彼らに伝えながら、実際に人前で話す体験を イメージ・トレーニングを交えて繰り返してもらいました。これにより自力で克服できる実感をつかん でもらうことができました。 ■ お役にたてそうと思うご相談分野 自分や他人に限らず、人がやる気を出して自主的に行動するようになる方法を模索している人に対して、 その方法を伝えたいです。 具体例として、「人前で臆することなく堂々と話ができるようなることは、人が直面する事柄に積極的 かつ自主的に取り組む姿勢を育むのに最適な方法である」ことを、分かりやすく伝えることができます。