3.CEO、経営委員会メンバー、管理部門への全HRサービスを改善。初のHR Generalistチームの設立・運営を実施
経験内容:
> 人事部長の直属として、全サポート部門、経営委員会(CEO, CFO, CAO, CIO 等の全委員会メンバー)を対象に、全般的なHRサービスを提供。会社で初のHR Generalistとして採用され、HR Generalist チームの設立・管理・運営を行った。
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主な実績:
1) HR Generalistチームを新たに設立し、それを中心として人事部門の組織、業務プロセス、サービス体制の大幅な見直し・改善を行い、主体的かつ信頼のおける顧客重視の人事サービスとソリューションの提供を行った。経営委員会からも大きな信頼と高い評価を受けた。
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2) 人事部長が不在であった1年半の間、人事部メンバー全員の協力を促し、45名の人事部のマネージメントを行った。人事部メンバーやマネージャーの人事査定を行い、個々の経験や能力に基づいた人員配置の見直しや人事業務のレベルアップのためのトレーニングを実施した。
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3) 全部門の主要な人事関連のニーズ等をまとめ、様々な手法で厳しい経営状況を脱するための全社的プロジェクトやサービスを立案・実施・管理した。給与・報酬制度の見直し、人員管理・削減、特別退職金制度・特別退職プログラムの作成・実施、経営委員会メンバーと全部門ヘッド、シニア・マネージャー等を対象とした特別退職面談トレーニングの企画・運営を行った。複雑で法的リスクの高い労務問題の対応、労働組合との団体交渉、ローカル社員とエクスパット社員の給与報酬・福利厚生制度の変更とコスト削減、採用と採用業務プロセスの見直し・コスト削減、新しい人事査定プログラムの策定とトレーニングの立案・実施などを行った。
■その他
地域: 東京都
役割: 人事部 シニア バイス プレジデント 、HR ジェネラリスト・チーム シニア・ジェネラリスト・マネージャー
規模: 社員数 約1400名
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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1.人事組織・機能全般の改善を担当。人事部インフォメーション・マネージメント・グループにて数多の全社的プロジェクトを担当
¥35,000~経験内容: > 外資系金融企業にて、人事組織・機能全般の改善を担当。人事部インフォメーション・マネージメント・グループに所属し人事部内の数多くの職務、全社的プロジェクトを担当。 ーーー 主な実績: 1) 全従業員の人事データベース・従業員情報管理システムの構築・管理を行い、マネージメント・リポーテイング(戦略 的な人材管理・採用・給与管理・組織構成の為のレポート)を取締役以上の役員向けに企画・作成・管理を行った (PeopleSoft、Business Objects、Report Scheduler、web ベースのシステム等を活用)。 ー 2) 人事部インフォメーション・マネージメントだけでなく、他の様々な部門や部署(トレーニング&ディベロップメン ト、リクルーティング、給与管理部、福利厚生グループ、管理部門、株式部門、債権部門、投資銀行部門、 テクノロジー部門等)をまとめ上げながら相互協力を促し、様々な全社的プロジェクトを企画・実施・管理した。 新卒・大学院卒、中途入社等で入社する全ての社員の入社オリエンテーションとトレーニングも提案し、その企画・ 実施・管理を行った。 ー 3) 日本証券業協会の証券外務員登録・証券外務員資格試験等に関する業務、同協会との連絡・交渉の全てを管理・担当 した。また、社内で初めての証券外務員資格試験対策のバイリンガル・トレーニングを企画・実施・管理し、従業員の 試験合格率を飛躍的に向上させた。
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2.経営メンバーかつ人事部長として海外グループ本社初の日本法人(証券会社)の立ち上げ、組織開発、人事部の設立・運営を担当
¥39,000~経験内容: > 経営メンバーかつ人事部長として、ジャパンCEOとアジア人事本部長にレポートし、海外グループ本社初の日本法人(証券会社)の立ち上げ、また組織開発、人事部の設立・運営を担当。 ーーー 主な実績: 1) 証券会社立ち上げに必要な主要部門を構成するため、ヘッドハンティングによるマネージメント・メンバー、部門長、シニア・マネージャー等、多くの人材の採用を進め、戦略的に会社の組織開発を行った。人事部門においては、採用、給与・報酬・福利厚生制度、従業員情報管理、人材育成・研修、グローバル・モビリティー・サービス、労務管理、ペイロール等の人事業務全般を策定・実施した。 ー 2) 組織風土醸成プログラム、人事査定プログラム、就業規則、服務規程、共有理念、行動規範、福利厚生制度(確定拠出年金制度等)、従業員情報管理データベース・システムの作成、実施、管理を行った。日本証券業協会の証券外務員資格試験の全社的なバイリンガル・トレーニング・プログラムの企画、運営、管理も担当。 ー 3) 全世界のグループ従業員5万人の中から業務成績上位者30名が選ばれ参加する、グローバル・リーダーシップ・ディベロップメント・プログラムに選出され、海外グループ本社にて参加。トップの成績で修了した。 ー 4) グループ本社の経営戦略の変更により、日本撤退プロジェクトの計画・実施を担当。特別退職金制度、再就職支援プログラムを作成・実行し、マネージメント・メンバーと全従業員を段階的かつ効率的に離職させた。同プロジェクトの進捗・コスト管理、退職勧奨における労使交渉・労務問題の解決なども担当し、2003年3月末に日本の証券会社を完全に撤退させた。
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4.グローバル人事機能の策定、評価・給与・報酬制度の改善等を立案・実施(グループ本社が外資投資銀行を全世界で買収した為)
¥43,000~経験内容: > グループ本社が買収した外資投資銀行との全世界での組織・風土融合とグローバル化を急務とする中、グローバルな投資銀行での人事経験を持つ人材として、本社グローバル人事部門エグゼクティブ・ディレクターとして初めて社外から採用・任命される。グローバル化推進の中核となる人事部門・人事機能の変革、人事評価制度、給与・報酬制度等の様々な改善を立案・実施。人事部門・機能の改革・改善と同時に、グループ最高財務責任者(Group CFO) と約1200名から成るグローバル・ファイナンス部門、さらにその他の管理部門の組織の改革とグローバル化を推進。 ーーー 主な実績: 1) グループ本社のマネージメント・チームの意向により、東京の本社を中心とした日本初の新しいグローバルな投資銀行グループを形成するため、 これまでの本社と買収した投資銀行のグローバリゼーションをそのまま継承するのではなく、 両組織の残すべき点と他社での人事経験を融合・改善して、新しいグローバル・ファイナンス部門とグローバル人事部門の組織開発・グローバル化に貢献。グローバル・ファイナンス部門は、社内でも特にグローバル化が難航していた組織であったが、最初に人事部門・人事機能のグローバル化を進め、それを基にグローバル・ファイナンス部門を世界的に統一・融合された組織に改善した。 ー 2) 他のグローバル企業における様々なベスト・プラクティス、人事制度や給与・報酬制度等を調査・研究し、グループ全体の新しい組織・職位構成や規則、給与・報酬制度、人事査定制度、人材育成プログラム、採用プロセスとその効果・効率・コスト改善、風土改革プログラム等 を立案・実施。日本を含む全世界のグローバル・ファイナンス部門とグローバル人事部門のマネージメント・メンバー、全マネージャー等にその研修を行い、組織全体に浸透させた。 ー 3) 成果に基づく新しい給与・報酬制度、人材育成プログラム、ダイバーシティ・プログラムなどを実施し、それに纏わる多くの労務管理案件も担当。会社と社員の間での問題を解決または最小限に抑えた。 ー 4) 2011年3月11日の東日本大震災において、人事部長不在の中、日本のグローバル人事部門とグローバル・ファイナンス部門のメンバーの安否確認と両部門の本社主要機能保全を統括・実施した。