海外と国内の現場管理の違い

エキスパート

氏名:開示前


海外との仕事では、日本での普通が通用しません。海外の人は次のような人が多いです。

プライドが高い
自分のコミットはその時のコミットで絶対に守るという認識ではありません
ただ、相手には求めて来ます
間違いや失敗は隠す、報告しない
騙された方が悪いという考え
少しの違いは問題ないという考え
教育や指導は、自己満足
自分が理解できないのは教える方の問題と開き直る
話さない日本人は相手にしない
日本人は怖くないと思っている
怖いのは上司
個人的なサポートには感謝する

一つ例を挙げてみたいと思います。

委託生産の生産・出荷電話会議を毎週していました。プライオリティーを上げて出荷して欲しい顧客を確認して了解を取りましたが、出荷されませんでした。中国へ出張して現場の生産会議に出ると私たちの依頼内容が確認出来ませんでした。
問題はいくつかあるようで、自分たちのブランドの生産・出荷を裏で優先した。はじめから出来ないコミットをしていた。などです。それでも、自分たちから謝罪したり報告して来たりしませんでした。

こういった状況に対処するには、次のような事をしました。
1、彼らの報告を信用しない
2、自分たちでも状況をシュミュレーションしておく
3、電話会議を増やす
3、出張して現地の生産会議に入る
4、問題は、幹部に上げて工場長、副社長と直接話す

■その他
地域: 中国 深セン
役割: 海外委託生産への製品発注から出荷、生産計画、その製品の部品計画、在庫管理、棚卸、また、進捗管理システム、並びに部品のPull Orderシステムの導入
規模: 3,000人から4,000人

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氏名:開示前


職歴

SEAコンサルティング

  • SEAコンサルティング 代表 2015/9 - 現在

ウエスタンデジタルHGSTジャパン

  • 主任技師 Head, Media開発 2010/7 - 2015/4

HGST(Hitachi)

  • Project MGR 2003/6 - 2010/12

日本アイ・ビー・エム

  • 部長代理 藤沢事業所HDD事業部SCM 中国事業 2002/6 - 2010/6
  • コンサルタント 箱崎事業所ビジネスコンサルティング 2001/9 - 2002/5
  • 部長代理 HDD生産進捗管理システムのデータオーナー 藤沢事業所HDD事業部SCM 米国、タイ、ハンガリー 2000/3 - 2001/8
  • 部長代理 HeadのOEM business(競合他社への販売)を担当 1998/6 - 2000/2
  • 部長代理 米国IBM San Joseへ半年間駐在、タイの工場立ち上げのためのSAP system開発を担当 1997/1 - 1998/5
  • 米国IBM New York Pokeepusieへ1年間駐在、米国からの部品調達を担当 1979/12 - 1980/12

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