氏名:(開示前)
物流関係のコンサルタント会社で、代表取締役は物流全般を対象とし、私はSCM・物流改善を担当している。
(要約)
顧客のSCM要求は「在庫金額の半減化と相反する納期遵守率 95%の達成」であった。改善策はデカップリング(倉庫)の前工程は生販在計画による生産計画業務、後工程は受注による後補充の仕組に改善して、在庫金額と遅延撲滅の目標を達成した。ポイントは在庫の持ち方で、少量品は上流倉庫での一括管理し、死蔵品は8割削減、多量品は下流倉庫(顧客に近い)で即時、出荷し、顧客の信用を得る。
(詳細)
商品は部品在庫の圧縮と多回補充により、倉庫は部品グループや購入先グループなど配置し、予備棚を設け、動線改善をを実施した。
特に、生産計画は商品在庫基準(在庫日数や最少~最大在庫数などの設定)による生産計画数の設定を行い、次に、計画担当者が売上の増減傾向を加味して、修正できる簡単なシステムを構築した。
統計手法を駆使した生産計画は、将来は過去の延長ではないので不要である。要は、人間の知恵を最大限に生かし、責任が持てるようにすると、段々と生産計画の精度があがる。
氏名:(開示前)