新事業開発・新製品開発・新技術開発におけるマーケティング企画・立案・ロードマップ作成・プロジェクト推進についてお話できます
㈱IHIにおいて製品開発の進め方を体得しており、開発テーマの選定、技術ロードマップの作成、ステージゲート法の活用等、製品開発の進め方・製品開発マネジメント手法を構築しました。現在、理工系大学院生のこれらを教えていますが、企業の製品開発・技術開発・新事業開発に携わる方々にも伝授したいことが山ほどあります。
上記、製品開発マネジメント手法やマーケティング・経営・マネジメント等の諸ビジネススキルを民間企業の方々に伝授したいと思います。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 株式会社IHI
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 31年:1977年(入社)~2008年(部長)
その時どのような立場や役割でしたか?: 最初は一担当として業務を行っていましたが、年月とともにプロジェクト規模が大きくなり、プロジェクトマネージャーとして関係部門との調整や客先とのヤリトリも含め、プロジェクト全体のとりまとめを行いました。
得意な分野・領域はなんですか?: 機械工学及び環境・エネルギーの博士号を保有しており、これらに関する諸知識及び経験を多く有しています。さらに技術士(衛生工学)を有しており、これらに関する深い知識も有しています。さらにユニークなのは、技術系(理工系)出身でありながら中小企業診断士を保有しており、経営・マネージメント・マーケティング・イノベーション等、幅広い知識と経験を有しており、真の意味で技術経営・文理融合を実践しています。
この分野は今後どうなると思いますか?: 新事業開発・新製品開発・新技術開発はいつ、どのような社会でも必要不可欠です。しかし、これらに関するマニュアルや標準的な進め方等に関する先達の教えなどほとんど聞いたことがありません。最も標準化が難しい領域です。
誇りに思う成果はなんでしたか?: ㈱IHIで開発を進めてきた「廃棄物焼却溶融システム」をお客に納入し、現在も客がこのシステムをフル活用していただいているということです。・・・・技術屋としての成果・誇りです。
一方、文理融合人としては、2008年~現在まで千葉大学において文理融合教育を行っていますが、これまでに3,000名以上の理工系大学院生に対し「真の文理融合教育」を実施し、文部科学省より絶大な評価をいただきました。このスキルは民間企業に対する20件以上の経営支援・技術支援実績のもつながっています。同時に民間企業においても多くの人材育成支援(階層別研修プログラムの実施)につながっています。