航空業界における客室仕様によるマーケット開拓、航空機/エンジン/部品整備、工場運営、日本企業の参入の可能性についてお話できます
■その他
どちらでご経験されましたか?: 技術企画室長
約400名のエンジン整備センター長
子会社との契約を監理する部門長
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 航空会社の技術部門で30年の経験があり、主に航空機エンジンの購入契約、部品整備契約、技術革新、在庫削減、エアラインの整備費用削減、工場運営を合計10年ほど経験。また、技術企画では合計で9年に渡り、機体選定、シート/IFE/in-flight connectivity採用、マーケット(乗客サービス向上)開拓に営業、客室、運航部門と協働した。貨物機需要についても機体の貨物機改造を行い精通している。
その時どのような立場や役割でしたか?: 担当者、企画グループ長、また整備センター長では、整備契約締結、購入契約の合議人、技術では技術評価の作成から、部長では承認を行った。
得意な分野・領域はなんですか?: 民間航空機の技術、整備、部品(含めエンジン)のSupply Chain Management、契約交渉、民間航空機のシート、IFE、in-flight connectivity 選定
この分野は今後どうなると思いますか?: ・エアラインビジネスの二極化と国内外でのサービス形態の変化
・民間航空機客室仕様のハイクラス化
・航空機整備ビジネスがアジアから米国へシフト
・機体の導入から売却に掛けてのビジネスモデルがヨーロッパから中東に展開
誇りに思う成果はなんでしたか?: ・自社が経営破たんした際に、各本部から立ち上げのメンバーになり、自主的にプロジェクトを起案し、リードした事。
・航空機(737-800、A350XWB、787)の選定とA380を選定しなかったこと。また、リージョナル機材の選定
・エンジン工場運営で領域の選択と集中をしながら現場のモチベーションを上げたプロジェクトを自ら興した。
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職歴
社名非公開
- 個人コンサルタント 2020/3 - 現在
(公財)航空輸送技術研究センター
- 常務理事 2017/4 - 2020/3
日本航空株式会社
- 部長 2015/8 - 2017/3
- 室長 2002/4 - 2011/3
- 企画グループ長 1998/4 - 2002/4
- 主任 1987/4 - 1995/12
日本航空㈱/JAL Engineering Co., Ltd.
- 整備企画部長/エンジン整備センター長 2011/4 - 2015/7
GE Aircraft Engines
- Design Engineer 1996/1 - 1998/3
このエキスパートのトピック
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DX戦略についてについて話せます
¥65,000~未だ多く残るペーパー依存の業務体質からペーパーレスによる仕事の見える化、効率向上。 ■背景 ☆航空局との協働で電子認証、電子署名を導入 ☆国内中堅航空商社にBlockchain技術を使った基幹システム導入契約を締結 ■話せること ☆デジタル化により効率化が計れること ☆デジタル化の際の社員の意識と必要知識 ■その他 ☆https://block.aero/
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空港内ランプ業務を含む地上取扱業務の事業性と現状課題、これからのマーケット動向について
¥72,000~■ 具体的な経験の内容 国内外の空港での地上取扱い業務管理を主査し、契約の見直しや問題点について検討しました。 ■ 実績や成果 海外の空港では委託先の変更、国内の委託先では、訓練内容の見直しを始めたところでした。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 国内ではニッチな事業領域ですが、海外では非常に大きなマーケットを有しており、ベンチャー企業が多くありますが、国内ではほぼ皆無な状況です。もっと、国内の物作りの企業が目を向けられる様な業態にしたいと考えております。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 国内では、大手航空会社のグループ企業に頼るところが大きく、海外では独立系が多い様です。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL ■ お役にたてそうと思うご相談分野 新規企業の参入課題や参入方法について、また業務側が欲しているニーズについてお話しできる他、新型コロナ感染による業界インパクトについて、議論させていただけます。
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航空業界における機体製造への日本企業が参入する為の問題点についてお話できます
¥40,000~Boeing 777-200ER/300ER, 787, 737NGの機体仕様取り纏め、E170の機体選定プロセス取り纏め、B787のエンジン選定の技術的取り纏め、B77 7でのメーカーへの新たな技術(日本製)紹介と認証許可取得、Airbus A380の適用確認、A350XWBの選定(技術検討メンバー)。