流通業ににおける顧客政策、とくにカード戦略について話せます
¥30,000~
■ その時どのような立場や役割でしたか?
その時々で、違いますが、そのほとんどのシーンで、決断をしなければいけない立場でした。
■ 得意な分野・領域はなんですか?
POSシステムの導入(まあ、これは、すでに時代遅れの知見ですね)
提携カード戦略(特に、自社顧客政策と提携カード政策との関連)
提携カードから、自社カード発行への切替、その戦略的裏付け
■ この分野は今後どうなると思いますか?
まず、本体である百貨店業、これは、大雑把に言うと、構造不況業種。ただし、リアルに買い物をする楽しみということ自体はなくならないので、これからの百貨店は、エンターテイメント事業になるべき。ライバルは、TDLであり、USJである。お買い物の楽しさ、非日常のワクワク感を与える空間であるべき。
単なる物売りでは、アマゾンの敵ではない。
クレジット業界、これは、クレジット専業会社の立場ではなく、流通業者が、自社の顧客政策の一環として、自社カードを発行するケースに限定するが、これについては、自身の退職後の経験から、特に、DIY業界、具体的には、ダイキ、コーナンといった会社のカード政策に、とても興味深い発見をし、顧客囲い込みのつもりが、顧客離反になっているという、恐ろしい現実を、わかってないなと、慨嘆している。提携カード推進は、流通業本体にとって、見直しの時期である。
■ 誇りに思う成果はなんでしたか?
阪急百貨店の新規開店時のPOS導入に、川西阪急を除き、すべて携わったこと。
阪急百貨店の課長職以上に全員PCを配布し、メール、スケジュール管理などのグループウェア導入、教育も実践し、業界としては、初の実績を残せたこと。