光通信システムについて話せます
■背景
大阪大学基礎工学部電気工学科にてCO2レーザー光のCdTe結晶を用いたファブリペロー型光変調器の研究開発に従事の後、1981年住友電気工業株式会社に入社、研究開発本部に配属。InP/InGaAsP半導体導波路型光変調器(ディレクショナルカプラー型、マッハツエンダー型、エレクトロアブソープション型)やDFB半導体レーザーの基礎技術となる導波路型ブラッグ回折格子等の研究に従事、研究成果はアメリカ応用物理学会誌(Applied Physics)や電子通信学会誌に発表。その後の住友電気工業のデーターセンター用光トランシーバー用素子の基礎を作る。メカトロニクス研究開発にて工学博士号取得した後、取り組んだ光ファイバージャイロの開発成果が自動車用旋回角度計測センサ製品としてホンダ、日産のナビゲーションシステムに採用されたのを機に1995年自動車部品事業部門に配置換えとなる。2021年まで自動車部品関連の電子機器(車体制御ECU、車載LAN関連ECU)の設計、製造に携わり部長、事業部長、国内子会社取締役、海外(中国)子会社取締役副社長を歴任。
この間主として自動車関連の制御、通信用ECUの設計・製造・経営にかかわってきたが、光ファイバ通信の自動車内通信適用を実現することを目指し、社内の光通信機器関連の部門との交流があり光通信やデーターセンターに関しても技術トレンドに直接関与してきた経緯あり。特にサーバー系データセンターやGPU・CPU系データーセンターのセンター内光通信、センター間光通信に関する形態やデバイス、トランシーバに関して知見あり(SiフォトニクスやCoPackagedOptics、デバイス材料、製造、また業界動向)。
■話せること
FTTH、携帯電話との5G6G通信、サーバー系・AI系データーセンターのラック内外、長距離光ファイバ通信のハードウェア形態などとともにそれぞれに使われる通信方式、その動向についてお話しできます。
・携帯電話の5G、6Gミリ波電波通信とそのアンテナ需形態、受信送信方法とデバイス・パワーアンプ。
・FTTH手法、5G・6G基地局から交換局データセンタへの通信形態、動向。
・データセンター棟内に使われる光ファイバ通信、データーセンター棟間の光通信、光トランシーバー。
・ASIC,FPGA、SerDes、光トランシーバ内光電気変換、
・遠距離データーセンター間の通信とともに、太平洋、大西洋を渡る遠距離光通信の手法。海底ケーブルの実際。
・光ファイバケーブルの進化とトレンド。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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レーザー加工技術、レンズ光学系技術、動向について話せます
¥50,000~■背景 大阪大学在学中は10.6μm光通信用変調器開発、住友電気工業入社後研究開発本部にて光IC(InP/InGaAsP)研究に従事、1.3、1.5μm波長光導波路、方向性光変調期、電解効果光吸収タイプスイッチ、DFBレーザー用回折格子などの研究成果を国内外学術誌に発表。光ファイバージャイロ(OFG)の量産開発にも関わる(住友OFGは本田、日産のナビ用センサーとして採用)。その後はロボット関係研究(博士(工学)取得)自動車制御用ECU(Siマイクロプロセッサーを使ったソフト組み込み型ECU基板)関係が主たる業務となったが、光関連技術と住友電工やその他メーカーの動向のリサーチを、各種データセンターファイバー通信技術、微細穴あけ加工(半導体プロセス)技術を中心に継続している。定年退職後プラズマエッチング装置のユニット組み立て製造業に顧問勤務経験あり、半導体加工にも知見あり。 ■話せること ・レーザー光の応用技術。特に工業用加工に使われる技術動向。 ・レーザー波長と使用されるレーザー機器、光学系の設計とレンズ技術 ・工業用応用としての今後の動向や注目すべき技術、市場規模
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製造業における意思決定(新規参入、設備投資等経営)プロセスについて話せます
¥50,000~■背景 大手自動車部品Tier1企業において車載電子制御用ECUの設計から部長、事業部長、製造子会社取締役、海外(中国)子会社取締役の職責を歴任。数々の企業としての意思決定プロセスにかかわってまいりました。 ■話せること 最近本ビザスクにおいて数々のインタビュー、コンサル案件に関わってきた中で、小職の掲題の経験が新しいDXやITツール開発のヒントになる(らしい)ということを感じております。下記のような小職の経験が、ヒントになるようでしたらお声かけ願えればと考えます。それぞれマーケットの予想、今後の売り上げ予想の立案、採算性に関する予想と設備投資判断、企業内における会議体の構成や手続き・プロセスの考え方を含みます。 ・新規開発品の営業、受注、事業化、それを軸にして新規事業部の立ち上げ ・海外展開に関する意思決定(事業拡大に伴い、北米、欧州、タイ、中国に新拠点を立ち上げ)。特に拠点立地設定、ロジスティックの有利不利、地質学的要請、人的資源の扱いの難易など ・事業部を黒字経営にもっていくまでの各種判断と社内整備(組織、しくみ、人員配置) ・ソフトウェア部隊の膨張にともなう移転に関する判断やソフトウェア開発費に関するコントロール手段 ・新規開発品に対する受注判断、量産にむけてのコントロールと判断 ・大きな品質問題発生に対する判断(OEMへの対応、社会に向けての対応) ・半期ことに開催される次期予算決定のための売り上げ目標と損益計画を立案するためのプロセス ■その他 前記いたしましたとおり豊富な経験を有しております。お困りの案件に関し、一助になる部分ごじましたらお声かけくだされば幸甚に存じます。
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DC向け光トランシーバー、CPO、シリコンフォトニクスについて話せます
¥50,000~■背景 大阪大学在学中は10.6μm光通信用変調器開発、住友電気工業入社後研究開発本部にて光IC(InP/InGaAsP)研究に従事、1.3、1.5μm波長光導波路、方向性光変調期、電解効果光吸収タイプスイッチ、DFBレーザー用回折格子などの研究成果を国内外学術誌に発表。光ファイバージャイロ(OFG)の量産開発にも関わる(住友OFGは本田、日産のナビ用センサーとして採用)。その後はロボット関係研究(博士(工学)取得)自動車制御用ECU(Siマイクロプロセッサーを使ったソフト組み込み型ECU基板)関係が主たる業務となったが、光デバイス関係と住友電工やその他メーカーの動向のリサーチを、各種データセンターファイバー通信技術を中心に継続している。定年退職後プラズマエッチング装置のユニット組み立て製造業に顧問勤務経験あり、半導体加工にも知見あり。 ■話せること ・光デバイスの構成、Ⅲ-V族半導体、Si基板導波路(シリコンフォトニクス)などの原理、SiPhやⅢ-V族半導体の接続法と制限問題点。大容量通信にむけての戦略とボトルネック。製造方法。 ・データーセンター内外向け光ファイバ通信に用いられる光ユニットの現行構成、次世代光トランシーバ―、集積型光電デバイス(Co-Pacaged-Optics)、光ファイバ多コア化、IOWN、XRoptics。NVIDEA、ブロードコム等のメーカーとTSMC等のファウンドリーが開発をすすめているCPOの構想、得失。 ・用いられる材料、主要なプレイヤー、サプライチェーン。 特に InP、GaAs、LNOなどの半導体デバイス、またポリマー、EOポリマー、Siフォトニクス等の上流から下流のデバイス構造、加工手法、異種材料接続技術、それらのサプライチェーン、主たるプレイヤー ・その他高Bps高速通信に使われる各種方式や光変調、レーザー、光導波路にインテグレートされた非線形素子を用いたコヒーレント光通信、次世代量子通信技術などの原理的解説と技術動向、市場規模。