がん免疫・バイオマーカー探索について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
中外製薬にて、がん免疫療法(主に抗PD-L1抗体)に対するバイオマーカー探索および評価系の構築に従事しました。特に治療非応答患者の特徴把握を目的に、がん微小環境(TME: Tumor Microenvironment)における血管新生や免疫細胞浸潤のパターンに着目し、反応性の層別化を進めました。これにより、治療耐性の予測や新たな治療戦略の設計に資するデータの取得を目指しました。業務は、探索研究の立案、臨床検体の解析、社内外データの統合的評価を通じて進められ、国内外のKOLや社内開発・薬事・病理部門との連携により、将来的なCDx開発の可能性も検討されました。中外製薬がグローバル展開する免疫療法パイプラインの一部として、基礎研究と臨床開発の橋渡しとなるポジションで、免疫抑制性TMEの理解と患者層選定の基盤作りに貢献しました

■話せること
がん免疫療法におけるバイオマーカーの探索から評価、応用可能性までの一連のプロセスにおいて、研究・開発の双方に立脚した支援が可能です。特に、血管新生や免疫細胞の空間的配置を手がかりにTMEを層別化し、非応答患者の背景を浮き彫りにするアプローチ、ならびにそれに基づく患者層別化戦略の設計には深く関与してきました。また、社内外の専門家との対話や、他社開発品との比較検討、実運用を見据えた評価系の選定など、研究成果を臨床実装に近づけるための「橋渡し的な視点」も共有できます。社内体制に即した導入戦略の調整、学術根拠に基づいたバリデーション設計、KOLディスカッションの整理など、初期の仮説設計から開発フェーズでの戦略提案まで対応可能です。特定のがん種に限らず、免疫チェックポイント阻害剤に関わる治療戦略全体への貢献、また他の免疫療法・併用療法への展開可能性についてもご相談に応じられます。

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氏名:開示前

製薬・医療領域のメディカルコンサルタント。米HHMIでScience誌に筆頭著者として2報を発表後、武田・アッヴィ・中外・メルクでがん領域を中心に17年勤務。現在は日米欧のグローバル製薬企業に向け、アンメットニーズ特定、バイオマーカー戦略、臨床試験設計支援を提供。

【主な経験業務】
・がん免疫(PD-1/PD-L1、中分子、二重特異抗体)領域でのMA/CS戦略立案
・AI/マルチオミクスを活用したバイオマーカー探索型臨床試験設計
・グローバルKOL連携および医師主導治験(IIT)支援
・開発中止化合物の再評価(Drug Repositioning)企画・提案
・細胞周期・低酸素応答・血液腫瘍領域の文献・学会情報の高速要約と戦略提案


職歴

社名非公開

  • Japanese Language Instructor 2024/11 - 現在

社名非公開

  • English and Japanese Language Instructor 2024/10 - 現在

Medical Consultant YUTAKA

  • CEO 2022/5 - 現在

Caris Life Sciences

  • Senior Director 2022/4 - 2022/5

メルクバイオファーマ株式会社

  • Head of Oncology Medical Affairs 2021/10 - 2022/3

中外製薬株式会社

  • Senior Manager 2017/11 - 2021/10

アッヴィ合同会社

  • Medical Scientific Liaison 2016/8 - 2017/10

武田薬品工業株式会社

  • Principal Scientist 2015/9 - 2016/8

Howard Hughes Medical Institute

  • Research Associate 2000/2 - 2005/6

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