子どもが将来に希望を持てるキャリア教育について話せます
■背景
私は中小企業診断士として企業や地域の支援を行う一方で、近年は「キャリア教育」の重要性を強く感じ、小学校や地域の教育現場でも講師として関わっています。
きっかけは、地域の小学校で子どもたちに「お金と働くこと」について話してほしいと依頼されたことでした。
最初は「小学生に何をどう伝えればいいのか」と迷いましたが、準備や現場での対話を通じて見えてきたのは、「将来=職業を考えること」以前に、「自分にどんな可能性があるかに気づける場」が不足しているということでした。
大人から「働くことの意味」「お金の役割」「選択肢の広さ」をリアルに聞く機会がないまま、“なんとなく就く仕事”を選ぶ子が多いと感じます。
また、学校の先生方も「キャリア教育は必要だが、どう進めていいか分からない」「講師に依頼する際の準備や指導案づくりに悩む」といった声を多く挙げられていました。
私は、「働くっておもしろい」「大人も悩みながら進んでいる」と伝えることで、子どもたちが少しでも“未来に希望を持てる”ようなキャリア教育の形を模索し、実践を重ねてきました。
単発の講演で終わらせず、先生や地域の大人と一緒に“継続的に関わる仕組み”をつくることも目指しています。
■話せること
小学校や地域でのキャリア教育に関して、企画・設計・実施・継続運営の観点からご相談いただけます。
特に、**「教育現場の先生・行政職員・地域連携担当者」**の方向けに、「どう進めれば子どもに届くのか?」「地域の大人をどう巻き込むのか?」といった実務的なご相談にも対応可能です。
これまでの実践では、以下のような活動を行ってきました。
・小学校高学年向けに「お金の流れと働く意味」をテーマとした授業を設計・登壇
・学校・PTA・行政をつなぐ「キャリア教育ネットワーク」の立ち上げ支援
実際の授業では、ビジネスゲームやロールプレイ、職業マップの作成など、参加型の要素を多く取り入れています。「発表が苦手な子も安心して参加できる」「自分でもできそうな仕事が見えてきた」といった声も多く、教員からも「学年の雰囲気が変わった」と評価をいただいています。
相談に乗れる内容としては、以下のようなものがあります:
・小学校〜中学校でのキャリア教育プログラムの設計
・子どもの主体性を育てるワークや授業構成のアイデア
・地域の大人(企業・フリーランスなど)との連携方法
・キャリア教育を“継続プログラム化”するための支援設計
・学校側と外部講師の間の調整・進行・成果共有の仕組み
「講師にお願いして終わり」ではなく、子どもたちが自分自身の可能性に気づき、社会との接点を見出せるようなキャリア教育を一緒につくっていきたいという方に、現場の実践経験をもとにお応えします。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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伝わるプレゼンに必要なたった3つのことについて話せます
¥50,000~■背景 私はこれまで、企業研修・地域セミナー・学校教育など多様な場で講師として登壇してきましたが、そのたびに「伝えることの難しさ」と「伝わったときの力強さ」の両方を実感してきました。 一方で、多くの人が「話すことが苦手」「人前に立つと頭が真っ白になる」「スライドの作り方がわからない」といった悩みを抱え、プレゼンに対して苦手意識を持っていることも感じています。 特に感じているのは、「良い内容なのに、伝え方で損をしている人が多い」ということです。 一生懸命つくった資料なのに、情報が詰まりすぎて聞き手に届かない。話している本人は熱量があるのに、動きや声の使い方で緊張感が伝わってしまう――これはとてももったいないことだと感じます。 私自身も、技術職時代に展示会でプレゼンを行っていた頃は、“伝わっていないのに評価されない”という苦い経験がありました。その後、姿勢や視線、呼吸、スライドの構成といったプレゼンの要素を一つひとつ見直し、社内外のプレゼン評価を高めることができました。 今では、プレゼンに苦手意識のある方や「説得力のある伝え方を学びたい」という方向けに、構成・言葉・動き・印象形成まで含めたプレゼン支援を行っています。単なる「話し方」だけでなく、「どう設計し、どう魅せるか」まで含めて伝えることが大切だと考えています。 ■話せること 「プレゼンが苦手」「説明がわかりにくいと言われる」「大事な場面で伝わらない」といった悩みを持つ方に向けて、伝わるプレゼンテーションの基本設計と印象づくりについてご相談いただけます。 私がプレゼン支援で大切にしているのは、以下の3つの視点です: 構成(聞き手視点の設計) → PREP法やストーリーフレームを活用し、「何を、なぜ、どうやって」伝えるかを整理。特に、“聞き手の前提を踏まえた順番設計”がカギになります。 視覚(スライドのシンプル設計) → 情報を盛り込みすぎず、「一目でわかる」ことを最優先に。スライド1枚1メッセージ・図解中心の構成・アイコン活用・文字の間隔など、視覚的に伝えるコツを共有しています。 身体(姿勢・声・動きの印象) → 「内容が良くても、立ち方・目線・声のトーンが整っていないと説得力が落ちる」ため、姿勢改善・呼吸法・表情・ジェスチャーなど、非言語の印象づくりにも重点を置いています。 実際に支援した例では、 ・セミナー登壇前に姿勢改善を取り入れ、「話し方が落ち着いて聞こえる」と評価が上がった ・提案書をPREP法+アイコンで再構成し、商談通過率が上がった ・若手社員向けに「緊張しないスライドの順番設計」を伝え、社内発表がスムーズになった などの成果がありました。 このトピックでは、次のようなご相談に対応できます: ・スライド資料の構成とビジュアル改善のポイント ・初心者でも印象よく話せるための身体の整え方 ・プレゼン教育や社内共有資料の研修設計の相談 「話すのがうまくなくても、伝わるプレゼンはつくれる」 その方法を、一人ひとりの状況に応じてお伝えできます。
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整理整頓で現場のムダをなくす仕組みについて話せます
¥50,000~■背景 私は製造業で10年以上、現場改善や新製品開発に携わってきました。製品の品質や開発スピードだけでなく、「モノ・情報・時間がどれだけスムーズに流れているか」が、現場の生産性に大きく影響することを実感してきました。なかでも、最も基本でありながら効果が高いのが「整理整頓=5S」の徹底です。 製造部門に限らず、事務所やサービス業、小売業、さらには個人のPCフォルダに至るまで、散らかった状態がミス・ムダ・ストレスの原因になっている現場は少なくありません。 「必要な資料がすぐに見つからない」「在庫があるのに発注してしまった」「段取りに時間がかかる」「新人が育ちにくい」――このような声を聞いたとき、私はまず“整理整頓の仕組み”から確認します。 「片付けてください」と言っても、行動は続きません。 本当に必要なのは、「なぜやるのか」が共有され、「どうすれば続くか」の仕組みがあること。私は、社内に5S委員会を立ち上げ、定着に向けた継続支援を行うこともあります。小さな改善の積み重ねが、現場全体の風土を変える起点となることを、多くの企業で体験してきました。 また、現場担当者の目線だけでなく、経営者やマネージャーの意識改革も重要です。「きれいな職場」が目的ではなく、「探す時間ゼロ」「人が育つ現場」「品質と安全を守る土台」を築くことが整理整頓の本質です。 ■話せること 「整理整頓=片付け」ではなく、「現場のムダをなくす経営の仕組み」としての5S活動をどう設計し、現場に定着させ、生産性向上につなげるかをご相談いただけます。 これまで製造業、建設業、サービス業、教育機関など、様々な現場において5Sを導入・改善してきました。 実際に支援した現場では、以下のような成果につながっています: 事務所内の情報管理を棚・ラベル・ルール化し、探す時間を年間30時間削減 工具置き場の標準化により、毎回の段取りが5分短縮され、年間で実働約20時間の圧縮 「誰でも元に戻せる」レイアウト設計により、引き継ぎミスが激減 写真を使った“視覚マニュアル”導入で、新人育成が平均1週間早まる 具体的な施策としては、以下のようなものを実践してきました: 3分で戻せる道具配置の仕組み(マグネット・型板活用) 1日5分だけの「かんたん清掃当番制度」 改善提案を投稿・掲示する“5S掲示板”の導入 Before/Afterのビジュアル化と社内発表会 経営層向け5S成果レポートとKPIの設定(例:探す時間の削減目標など) 重要なのは、“やらされ感”で続かない活動を、「自分たちの成果になる」仕組みに変えることです。特にマネジメント層と若手が一緒にプロジェクトを進める形をつくると、定着率が高くなります。 このトピックでは、整理整頓の導入初期〜定着化まで、現場と経営を巻き込んだ設計方法をご相談いただけます。 また、「5Sは過去にやったけど続かなかった」「改善活動が一部の人に偏っている」といったお悩みにも、仕組みの立て直しと文化づくりの視点でお応えします。
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繊細な人が辞めない職場のつくり方について話せます
¥50,000~■背景 私は中小企業診断士として企業の人材支援に関わるなかで、特に「まじめで丁寧な人が急に辞めてしまう」「退職理由が見えにくい」といった相談を多く受けてきました。実際に現場に深く入り込み、面談やヒアリングを行う中で、「辞めた人たちの多くがHSP的な特性を持っていたのではないか」と感じたことがきっかけで、HSP(Highly Sensitive Person)の視点から人材定着を考える支援を始めました。 HSPは人口の15〜30%に存在するとされ、音・人の感情・言葉の裏側など“目に見えない刺激”に敏感で、感受性が高く、共感性にも優れる一方、組織内でのストレスや疲弊を抱えやすい傾向があります。私自身もHSP気質を持ち、職場で無理を重ねて心身のバランスを崩した経験があります。 この経験から、私は「繊細さは配慮の対象ではなく、組織の力になりうる」という前提で支援を行っています。従業員を守るという視点だけでなく、気質を理解し、安心して力を発揮できる関係や環境を整えることで、本人の成長と組織の成果が両立できる仕組みを構築することが目的です。 HSPの方は、自分がHSPであることに気づいていないケースも多く、「辞める直前まで我慢しすぎている」ことが少なくありません。表面的な勤務状況や定量データだけでは見えにくい“違和感”をどのように把握し、組織としてどう対応できるかを一緒に考えることで、離職予防や職場改善につなげてきました。 私はこれまで、HSPに関する知見をもとに、企業の人材定着や組織コミュニケーションの改善支援を行ってきました。 本テーマでは、特別扱いではなく「理解と仕組み」で繊細な人の力を引き出す具体策についてお話しできます。 ■話せること HSPの視点を活かした人材定着のための環境・関係性づくりに関してご相談いただけます。特に「理由が明確でない早期離職」や「優秀な人材の突然の退職」に課題感を持つ方に向けて、HSP的な特性を理解し、仕組みとして支える方法をお話しします。 過去の支援事例では、HSP傾向のある若手社員が「チームに迷惑をかけたくない」「気疲れしてしまう」といった理由で退職を考えていたケースがありました。そこで、1on1の設計を見直し、月1回の“安心して弱音を出せる対話の時間”を組み込み、さらに上司の声かけフレーズを具体的に共有する「言葉のガイド」を導入。結果的に本人が安心してチームに残り、自発的な提案を行うようになりました。 また、職場内での「配慮疲れ」や「気づかれない違和感」を組織全体で共有できるよう、HSPに限らず“感受性の違い”を可視化するためのワークやミニ研修も導入しています。これにより、「あの人はこういうタイプ」というラベリングではなく、「違いがある前提で、どう働きやすくするか」をチームで考える文化を育ててきました。 使用したツール例としては、心理的安全性を測定する簡易チェックシート、面談用のHSP傾向ヒアリングシート、言語化が苦手な人のための“感じたことメモ”などがあります。 「どこまで気を遣えばいいのか」「業務負担とのバランスは?」といった現場の悩みにも実践的に対応しながら、“辞めない仕組み”“活かすマネジメント”への設計支援を行ってきました。 HSPといった気質に関わらず、「見えにくいけれど離職につながる要因」への気づきと、環境設計についてご相談いただけます。