小売とスタートアップ協業におけるPoC支援等の連携について話せます

■背景
私は大手小売業の商品部・販促部・店舗部門に加え、現在は複数の小売企業とスタートアップの協業支援を行い、PoC（実証実験）の設計・現場接続・評価プロセス構築までを伴走しています。
特に「現場にどう使わせるか」「効果検証の指標をどう設けるか」「本部と店舗のどこを巻き込むか」といった、理論と実行の間に横たわるギャップを翻訳・設計する役割を担ってきました。

スタートアップ側は革新的なサービスや技術を持ちながらも、小売の現場構造や導入障壁に対する理解が乏しい場合があり、一方で小売側はPoCに協力的でも「結局何を検証したいのか分からない」「効果が社内に伝わらない」と感じるケースもあります。
このようなすれ違いを防ぐには、PoC開始前から“現場目線での導入ハードル”を翻訳し、運用設計・KPI・評価方法まで共有する設計力が不可欠です。

私はこの領域において、「PoCの設計フェーズ」「現場接続フェーズ」「評価レポート設計フェーズ」それぞれで支援を行っており、現在も小売とスタートアップの協業支援に取り組んでいます。

■話せること
以下のようなテーマについて、小売企業とスタートアップ双方を理解した“翻訳型PoC支援”が可能です。

① 小売とスタートアップ協業における典型課題
•小売現場での「使いづらさ」「理解されない」導入初期課題
•スタートアップ側の「期待と現実のギャップ」やPoC目的の不明確さ
•両者が“検証ゴール”を持たないまま始めてしまう構造的リスク

② PoC設計フェーズにおける支援内容
•小売業に合わせたKPI（販促ROI、客数、作業時間など）の明確化
•現場フロー（発注・品出し・販促・接客）との接続可能性診断
•PoC設計時に必要な社内稟議資料・関係部署との調整ポイント

③ 実行・運用フェーズでの支援内容
•店舗が動くための“シンプルな導入設計”とマニュアル化
•現場ヒアリングをもとにしたUI/UX改善フィードバック支援
•成果が見えやすい“中間レポート・見える化資料”の整備

④ 成果事例と改善実績
•アプリ販促PoC支援により、利用率3倍・販促ROI＋25%を実現
•店舗オペレーション支援PoCで、作業人時▲20%、売場改善率＋15%
•店舗側・SaaS側の“言語翻訳”により、正式導入決定までの期間を半減

⑤ スタートアップ・SaaS事業者向けの知見提供
•小売業へのPoC導入における「落とし穴」と回避設計の具体例
•小売企業に提案が通りやすい“導入ストーリー”と稟議ロジック支援
•機能ではなく「成果と現場価値」に変換する説明設計
•データ分析・販促支援・ES支援など各領域でのPoC設計実績あり

「PoCを提案しても進まない」「現場導入の壁を超えられない」「評価設計があいまい」といった悩みに対して、現場理解に基づく“PoC設計と翻訳支援”を通じて、協業の実装率向上をご支援いたします。

よろしくお願い致します。