光触媒そして人工光合成の研究開発(日本、EU、米国)について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景

2001年私は経済産業省外郭団体である新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)に赴任した。主任研究員の立場で様々な水素エネルギー技術開発の
国家プロジェクトの取り纏め業務を行った。

地球は水の惑星だ。太陽光を使い水から直悦水素を生成することが
出来れば化石燃料が無くても人類は膨大なクリーンのエネルギーを得ることが
できる。サイエンスとしても面白いテーマである。キーワードは
”光触媒”だ。この分野の世界的研究者D先生の光触媒の基礎研究
成果の評価を他の仲間と行った。
D先生は考え得る材料開発と候補材料の絞り込み、新規材料を見出す毎に
国際学会での発表を続けた。2010年ころから”光触媒”の派生技術も生まれてきた。
二酸化炭素を太陽光で分解する技術(二酸化炭素還元)だ。光触媒と
二酸化炭素還元が成功すると人工光合成が成立する。植物の如くCO2を
使用し人間に有用な炭化水素(化学製品含む)を生産することができる。
しかも植物以上のエネルギー変換効率を目指すことが可能だ。
2020年頃経済産業省は大規模な”人工光合成型化学原料製造事業化開発”
プロジェクトを発足させた。現在も大学院教授を引退したD先生は
”人工光合成プロジェクト”で基礎研究領域で活躍している。
”大規模人工光合成プロジェクト”は日本だけでないEUは「SUNGATE」
プロジェクト、米国は「LISA」プロジェクト、「CHASE」プロジェクト
と言った大規模プロジェクトを人工光合成研究開発の国際競争で日本が
リーダーシップを取ってほしいと切望している。

世界初のコンサルタント企業の若手社員より”光触媒と人工光合成”
につき問合せがあり上述の内容をを整理しレクチャーした。

■話せること

”光触媒と人工光合成”の話題に関連して下記内容の話題提供が可能です。

(1)低温プラズマによる水素製造
(2)二酸化炭素(CO2)の分子軌道
(3)一酸化炭素(CO)の分子軌道
(4)カルボキシル基
(5)ギ酸
(6)メタノール
(7)水素結合
(8)DNAと水素結合
(9)量子収率
(10)太陽光(光子)の水素への変換効率(積分)
(11)光触媒シート
(12)二酸化炭素(CO2)還元
(13)CCU
(14)液体水素
(15)MCH(有機ハイドライド)
(16)アンモニア

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前

新エネルギーや省エネルギーそして環境資源循環やバイオエコノミー等の分野で機械工学、電気電子工学、物理学、化学、
生物学、環境学の概念を融合し、エネルギーと資源循環システムの一般化に成功しております。これにより高次の学問分野やビジネス領域の展開・深化が行われ、革新的な研究やビジネスの開拓が始まっています。1979~1989年に大手空調会社に所属して係長という責任ある立場で空気調和システム、電気と熱を供給するコージェネレーション設備の設計、施工、メンテナンス、技術面でのトラブル対策に取り組みました。また1989年~1991年にドイツのVOITH会社に所属し木質系バイオマスの資源循環システム構築と普及に成功しております。並行して将来技術を目指し、新エネルギーシステムや新材料に関する研究開発を行いました。
以降国内大手電機メーカ部長、国立研究所主任研究員、東京大大学院学農学部講師、筑波大学大学院工学領域教授、中国大手通信会社の技術責任者を歴任しております。現在も理学を駆使した新材料開発(無機・有機含む)、カーボンニュートラな新エネルギーシステム設計、生物多様性を前提とした環境工学、通信(AI含む)、生物、農業等に関する研究に取り組んでおります。


職歴

職歴:開示前


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