低温プラズマ利用水素と高品質炭素の製造技術と今後の課題について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景

2009年に家庭用燃料電池(エネファーム)をP社と世界で初めて商用化した。エネファームは都市ガスを水蒸気改質し
水素製造を行った。都市ガスを水蒸気改質反応で水素を製造すると二酸化炭素(CO2)が放出される。CO2排出問題が
残った。低温プラズマを利用すると水素ガスを含む合成ガスを生成することができることは当時は基礎試験的には
確認していた。低温プラズマを利用し水素を製造するには合成ガスから水素を分離する方法となりエネファームへの
適応には経済的な面、技術許容面で難点があった。

カーボンニュートラル2050を宣言した日本はCO2分離、回収、資源化(CCU)に関する研究開発が活発となった。
国内ではCO2資源化に関する研究開発様々な方法や方向で行われているが。しかしながら都市ガス(CH4:メタン)
を水素ガスと高品質な炭素(固体)にする商用化開発は殆ど行われていない。この技術は熱プラズマ、低温プラズマ
で実現は可能である。今後のCCU、CCUSの普及拡大に対して極めて重要な技術となる。

低温プラズマ利用水素と高品質炭素の製造に関して最近国内企業、海外企業から問合せがあった。

水素製造に関する私の多数の実務経験と最近の技術動向を整理しクライアントを有意義な議論と克服すべき
将来の技術課題について2024年2~3月に意見交換を行った。

■話せること

低温プラズマ利用水素と高品質炭素の製造に関しては下記の技術が含まれるため話題提供が可能です。

(1)水蒸気改質
(2)非熱プラズマ
(3)低温プラズマ
(4)非平衡プラズマ
(5)誘電体バリア放電方式
(6)金属電極パルス電源方式
(7)カーボンブラック
(8)低温プラズマ向け触媒開発

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氏名:開示前

新エネルギーや省エネルギーそして環境資源循環やバイオエコノミー等の分野で機械工学、電気電子工学、物理学、化学、
生物学、環境学の概念を融合し、エネルギーと資源循環システムの一般化に成功しております。これにより高次の学問分野やビジネス領域の展開・深化が行われ、革新的な研究やビジネスの開拓が始まっています。1979~1989年に大手空調会社に所属して係長という責任ある立場で空気調和システム、電気と熱を供給するコージェネレーション設備の設計、施工、メンテナンス、技術面でのトラブル対策に取り組みました。また1989年~1991年にドイツのVOITH会社に所属し木質系バイオマスの資源循環システム構築と普及に成功しております。並行して将来技術を目指し、新エネルギーシステムや新材料に関する研究開発を行いました。
以降国内大手電機メーカ部長、国立研究所主任研究員、東京大大学院学農学部講師、筑波大学大学院工学領域教授、中国大手通信会社の技術責任者を歴任しております。現在も理学を駆使した新材料開発(無機・有機含む)、カーボンニュートラな新エネルギーシステム設計、生物多様性を前提とした環境工学、通信(AI含む)、生物、農業等に関する研究に取り組んでおります。


職歴

職歴:開示前


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