国際物流のサプライチェーン上のESG課題についてについて話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
SCM改善提案には様々な切り口がある中、国際物流においては昨今のESG課題の中でも特に、物流業者に期待される喫緊の課題として、Scope3のGHG排出量削減の具体策の提示が課題と考えられる。
昨年3月まで経営・管理統括を担当していた、北関東販売個社での国際輸送ビジネス展開においても、運営、経営、コンプラ統括等は大きな関わりがあり、SCMに携わる顧客への説明や、今後の課題への取り組みは重要な要素であった。
特に、重要顧客向けLLP(Lead Logistics Provider)の導入、システム管理など輸送・在庫の見える化を実践など顧客ニーズに応えるビジネスモデルが重要で、例えば、以下の様な解説と具体的な提案が必要となる。
(解説例としてご覧ください)
1.国際物流のESGリスクに関する課題:Scope1~3における自社の排出量の把握(まずはこの課題をクリアーすることから始まる)この点が把握されていないとビジネスに影響を及ぼす可能性のある環境、社会、ガバナンスに関連する適合要件を取引先が引き下げたりするリスクあり。
2.ステークホルダーに公表される事業戦略、財務状況、業務戦略、コンプラ戦略など、中長期経営計画の適正な実施の中で、
ESG課題の推進をいかに進めるかを明言すること、など
適応力と自社の将来を託し切拓く力を伸ばしながらビジネスの生き残りの条件を適正に把握していることを伝えることが重要と考える。そのためには、国際物流の「経済的価値」と「社会的価値」の両面を物流会社は、顧客である荷主の皆様にその価値を提供していくことを目指しております。

■話せること
■話題事例
①サプライチェーンにおけるESGリスクを把握・最小化するために、どのような業務を行うのか?
 本社内にPJ(プロジェクト)チームを立上げ、四半期ごとの定期的PDCAの確認と、「やるべきリスト」に基づいた
 各事業のリスク把握で、対顧客で失敗をしない業務を実施している。
②業務の中で最も困難なこと、問題になっていることは何か?
 例えば、ESGの開示が増加(直接の開示はないが、Group会社経由で)統合報告書やCSR報告書で開示されている内容と親会社有価証券報告書関係での組織リスク管理活動での開示、報告がされているリスクと整合しない事がある。
③関連した問題で、一番最近発生した事象はどのようなものか?
 ESG関連リスクを金額で定量化することが難しい事、リスクが長期の管理で不確実な影響が現れる場合が多い。また優先順位付けと資源の適切な配賦が難しい。
④どのようにして問題を解決したか
 例えば、ESG関連リスクとして前述の「長期または未知の期間で不確実な影響が現れる場合が多い」事を挙げたが、既存のリスクマネジメントフレームワークで同様に評価すると優先順位や重要性が相対的に低下することが考えられ、担当者のモチベーションキープが懸念される。ESG関連のリスクを特定、評価、優先順位付けする場合、バイアスを特定してそれを踏まえて評価することが重要となる。特定の強い立場の方や専門的な知見を持った方の意見に引きずられないように配慮し客観的な立場から組織のバイアスを除いて中長期目線でリスクマネジメントを捉えるための仕組み作りと運用で解決、何よりもTop、社長が旗振りして社員にこのPJが重要であることが周知徹底されてることが必要。
⑤これらの課題への助言に加えて、国際物流業者として、今後のScope3のKPIの捉え方、自社の指標の用い方、各船会社(バイオ燃料試験航行)、航空会社(SAF利用によるGHG削減のためのクレジット提供施策)などを利用しての第三者認証を提供する等の具体的実施策をご提示しながら、2030年迄のマイルストーンにお客様の実態に合わせた導入施策の事例をを ご案内できます。など、一例ですがご参考になれば幸甚です。

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氏名:開示前

●自己PR
国際部流業界で通算40年の経験をもとに、13年以上の海外駐在に加えて国内の営業経験で得た経験は営業・海外営業、営業マネージャー、管理職として、フォワーディングのみならずロジスティクスを加えたトータルな国際物流、海外貿易などを海外ネットワークに乗せ、物流情報と共に顧客へ展開する事に傾注していたことが強みであると考えます。
国際物流は、実際のモノ運びで遅滞なく安全に輸送されて当然であり、その状況が的確に遅滞なく情報として顧客へ伝えることが必要となります。また、顧客がその情報を常時確認することが可能な状況が必要です。今後はさらにDXをベースに物流システムが高度化する中、顧客ニーズに沿ったシステム利用で物流の見える化が当たり前になります。その上、顧客満足度向上への取り組みに加え、働く側の意識向上にもフォーカスを当て人事部門と共同で従業者満足度向上への取り組みも積極的に行えたことは今後の重要な課題であり益々、働き方改革への取り組みに向け、新しいサテライト会社の運営でモノ運びのプロとしてのアドバイスをさせて頂ける。加えてその知見から進め得る、会社全体の現場での実際の問題、課題と取り組んだ結果を基にリスク管理・コンプライアンス向上などのアドバイスにも精通しており、何かあった時の実例を提示し改善にお手伝いできるものと考え居ります。


職歴

職歴:開示前


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