医療介護業界における2025年問題について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
私は医療機関(法人内介護施設含む)に勤務して今年で26年目になります。
現在は、民間の救急病院(200床規模)の事務部の医事課の課長及び事務方のトップの事務局長を補佐すると事務局長代理を兼務しております。
私がこれまでに働いてきた医療機関の種類を簡単に列挙していきます。
クリニック(事務長代理)に民間の救急病院、民間の慢性期病院(医事課主任、医事課長、医事課統括責任者)、公的であれば厚生年金病院、県立病院、大学病院と様々なところで働いてきました。また、人材紹介会社にて勤務した経験もあります。
以上のようにこれまで様々な医療機関等で勤務してきました。
今現在は一つの法人グループ全体の統括管理部長をしておりますが、それとは別に別の法人で救急病院としても知名度のあるところも管理責任者をさせて頂いています。
私が人材紹介会社に入って感じたこと、さらにそれを受けて様々な法人さんと知り合っていく中で感じたこと、それはもう2年後に迫っています。

■話せること
医療介護業界では本当に昔から『人材不足』『人材不足』と言われてきました。
働くスタッフは目の前の患者と向き合い、真剣に病気とも向き合って日々の業務にあたっています。
医療介護業界では『3K』と言う言葉があります。
『キツいのK』『汚いのK』『給料が安いのK』これが原因だとは私が思っていませんが少なからずこれが実際にはあるのも事実だと思っている人はいると思います。
そんな人材不足が叫ばれる中で更に追い討ちをかけたのが『新型コロナウイルス』の蔓延です。
人は家から出なくなり、医療機関には患者の姿がなくなり、多くの医療機関、介護施設でクラスターが発生。
医療従事者は、寝る間もなく懸命に目の前の命を救おうとしていた姿を多く見てきました。
中には懸命な医療にも関わらず多くの患者さんが亡くなったのも事実で、三次救急(大学病院や市立県立病院など大きな病院)は患者が殺到し、しかも三次にくる患者と言えば命に危険がある方が多く、様々な都道府県で救急は壊滅状態でした。
懸命に目の前の命を救おうとしていた看護師や医師が辞めていった事例も目の当たりにしました。
『自分らは1日、毎日、毎日、新型コロナの対応。この病気を診るために医療従事者になったのではない!』と…
返す言葉もありませんでした。
2025年にはいわゆる団塊の世代と呼ばれる方々が全員、後期高齢者になります。
ようは、高齢者が一気に増えます。
すると医療機関や介護施設が必要になります。
でも、実際の医療機関や介護施設はどうでしょうか。
いくら求人をかけても業者さんに紹介を依頼してもポンポン集まる医療機関、介護施設は限られており、ほとんどがまったく集まらない、きても1人程度といった現状です。
そんな今の現状を打破する私の法人の取り組みも含めてお話をさせて頂ければと思います。
時間は1時間半を予定しております。
よろしくお願い致します。

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氏名:開示前


職歴

社名非公開

  • 統括管理部長兼医事課長 2021/4 - 現在

社名非公開

  • 法人本部 グループ統括管理部長兼病院医事課長 2020/11 - 現在
  • 統括管理部長 2020/11 - 2022/5

社名非公開

  • 統括責任者 2018/4 - 2020/3

社名非公開

  • 医事課長 2016/8 - 2018/1

社名非公開

  • 法人グループ統括医事課長 2014/7 - 2016/7

社名非公開

  • 医事課主任 2010/4 - 2014/3

学校法人三幸学園

  • 主任 2006/4 - 2010/3

医療法人社団三愛会

  • 事務長代理 2004/6 - 2006/3

社名非公開

  • 入院・外来統括責任者 2002/4 - 2004/3

社名非公開

  • なし 1999/4 - 2002/3

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