産業用ロボット・協働ロボットのマーケット構造について話せます
■背景
■背景
■ 具体的な経験の内容
半導体検査装置の開発設計
双腕型ロボットの開発設計
産業用ラベルプリンターの開発設計
■ 実績や成果
半導体検査装置ビジネス 年間売上40億円
双腕型ロボット 2013年より国際ロボット展に出展
産業用ラベルプリンター ビジネス立上後1年で年間売上15億
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
全ての商品開発プロセスで商品企画から量産までキーパーソンとして関わり、顧客目線で新しい顧客価値を提供する事によりビジネスを軌道に乗せた。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
産業用ロボット、協働ロボット業界
半導体製造装置業界
ファクトリーオートメーション全般
■ 関連する論文やブログ等があればURL
ロボット関連、半導体製造装置関連の特許100件出願
■ お役にたてそうなご相談分野
自動化技術、省人化技術、ファクトリーオートメーション
■その他
地域: 横浜/長野
役割: ファクトリーオートメーション関連の装置開発業務、プロジェクト管理
規模: ロボットビジネス売上規模150億円を経験
■話せること
ワールドワイドな視点で以下の内容をお話しできます。
・産業用ロボット/協働ロボットの主なキープレイヤーの立ち位置と強み
・ロボットマーケット、及び関連マーケットを含めた技術トレンド・顧客デマンド・将来展望
・ロボットマーケットの勢力図、マーケットシェア、各メーカーの得意とする業界
・代理店のビジネス構造、役割、立ち位置
・ロボット用キーコンポネントに関する情報
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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波動減速機の業界構造・市場トレンドについてお話しできますについて話せます
¥50,000~■背景 主に小型、中型の産業用ロボット、協働ロボットに使われる波動減速機は必要不可欠なキーコンポネントであり、ロボット市場の拡大を受けて競争が激化している。しかし、波動減速機の製造には高い加工技術、品質管理が求められ、それを熟知している日本のロボットメーカーは安易に安価な外国製波動減速機に手を出していないのも事実である。その一方で海外協働ロボットメーカーでは積極的に新規減速機サプライヤーを採用するといった傾向も見られる。日本の産業用ロボットは高い繰り返し精度、耐久性、信頼性を持つことで世界に知られ、自動車工場、電気電子組立工場、半導体製造工場などで使われているが、近年では中国系産業用ロボットの価格攻勢で売り上げを落としている。この様な状況から日本のロボットメーカーも海外製の波動減速機の評価を加速している。波動減速機の寿命はカタログ値で8,000~10,000時間と非常に長い為、ロボットメーカー側でも安易に短期間で評価する事は出来ない。加速試験をしようとしても評価条件の設定が難しい為、実施に至っておらず、一番厳しい動作条件で10,000時間程度の実機評価を行っているのが現実である。その様な背景から評価試験のやり直しを避けるためにロボットメーカーは市場実績がある減速機サプライヤーを採用したいと考えている。減速機サプライヤーも自社で耐久評価を行い、そのデータをロボットメーカーに開示して減速機の評価期間を短縮する為の協力をしているが、最終的にはロボットメーカーによる自社評価で耐久性等を確認した後に採用の可否が決定されている。この様な厳しい採用条件の中で、中国国内では無名の波動減速機メーカーが台頭してきており、大手ロボットメーカーの新規サプライヤー採用がどの様に進むのか動向が注目される。 ■話せること ・日本国内における主要波動減速機サプライヤーの特徴と強み、マーケットシェア ・中国、台湾の波動減速機サプライヤーの特徴と動向 ・波動減速機の歴史、各サプライヤー歴史 ・波動減速機製造の難易度、要求される技術、品質レベル ・波動減速機の技術トレンド(トルクセンサ内蔵型、軽量化ソリューション、中空タイプ中空穴径増大等) ・ロボットマーケットにおける今後の市場予測、ポテンシャル ・産業用ロボット、協働ロボットが使用されている主な業界とアプリケーション ・産業用ロボットメーカー、協働ロボットメーカーの波動減速機採用状況 ・各波動減速機サプライヤーのQCD(品質・コスト・納期)に関する情報 ・波動減速機の購入条件(購入ロット、発注時期、購入ルート) ・ロボットマーケットにおける波動減速機の需要、出荷台数 ・ロボットメーカーの波動減速機採用時における評価ポイント、評価内容、評価期間 ・各ロボット(スカラロボット、6軸ロボット、双腕型ロボット、医療ロボット)に使われる波動減速機の種類、タイプの違いについて ・ロボットメーカー視点の波動減速機に対する主な困りごと、要望とそれに対する減速機サプライヤーの取り組み ・波動減速機のカタログ記載内容に関する詳細な説明(トルク性能、許容回転数、角度伝達精度、ヒステリシスロス、剛性等) ・ロボットアプリケーションにおける波動減速機の主な故障モード、現象、原因、 ・ロボットメーカーにおけるフィールドサポート、故障時対応、予防措置(波動減速機に関わる情報) ・各ロボットにおける減速機に対する要求仕様、主なカスタマイズ仕様 ・ロボットに使われる他の減速機(サイクロイド減速機、遊星減速機)と波動減速機の使い分けについて ・波動減速機の種類(カップ型、ハット型、パンケーキ型)、タイプ(コンポネントタイプ、ユニットタイプ)の使い分けと各ロボットにおける使用状況
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ロボットの外部製造委託の取り決めについてについて話せます
¥50,000~■背景 ロボットメーカーは事業拡大に合わせて付加価値の低い組立作業を外部に委託する傾向がある。特に廉価版のロボットはコスト競争が厳しい為にアウトソースの活用を積極的に行っている。その一方で高機能高性能モデルについては自前の製造ラインで生産を行っている。効率を最大化させる為に外部委託業者にある一定レベル以上の責任を与える事によりロボットメーカーがそれほど世話をしなくても外部委託業者が自走できる様に運用取決め、教育等をしっかりと行う必要がある。外部委託業者は一定の責任範囲を持つことでその範囲内で自由に利益を出すことが許されており、自社努力や工夫により収益を増大させることができ、ロボットメーカーとしては外部委託業者をきちんと管理をしていれば何もしなくても利益を生み出してくれるありがたい存在となっている。実際のロボット組立外部委託における運用上の取決め、管理項目、教育、連絡方法は一朝一夕で決められるものではなく、実際のものづくりと日々の改善によって品質が保たれているのが現実である。ロボットで使われる加工部品、購入部品は基本的に納期が長く、最大で納期が1年近く掛かるものがありより精度の高い生産計画が求められる。ロボットメーカーは適当なタイミングで生産数量フォーキャストを外部委託業者に通知する必要があり、その情報の精度に責任を持つ必要がある。時にはそのフォーキャスト通りに行かない事もあり、ロボットの生産後出荷せずに一定期間が経過すると買い上げなければならない。そうしないと運転資金の乏しい外部委託業者は運転資金がショートしてしまう。この様に外部委託業者を使った実際の事業運営には細かな取決めが必要となってくる。 ■話せること 外部委託業者を使ったロボット生産事業について以下の内容をお話しできます。 ■ロボットメーカー側 技術系 ・作業/技術標準の提供---理想的な作業・調整方法を文書化 ・BOM(部品表・構成一覧表)/図面の提供---最新図面の管理 ・帳票類の配布(4M・工程異常・予防)---外部委託業者に対して規定の帳票にて異常を報告させる 生産・調達系 ・生産フォーキャストの提供---営業部門からの情報を反映して作成 ・生産会議の開催---生産フォーキャストの説明、通知 ・キーコンポネント/長納期品の価格納期交渉 ・支給部品の提供(必要に応じて)---生産に遅れが出ないようにタイムリーに支給 品質管理系 ・工場監査の実施---品質管理部門を巻き込み、定期的に実施 ・4M変動管理(人/機械/方法/材料) ・工程品質異常管理/分析 ・予防措置管理 ■外部委託業者側 技術系 ・工程レイアウト/安全管理---生産に適した労働環境の整備 ・作業/技術標準の遵守及び作業指示書の作成---設計変更時には併せて要変更 ・作業者の教育・管理 --- 作業品質確保 ・工具/治具/測定器類の管理 --- 校正が必要な機器は定期的に実施 生産/調達系 ・生産フォーキャストに沿った部品調達/納期管理 ・生産会議にて生産状況の報告(リードタイム/不良率等) ・キーコンポネント/長納期品の納入状況報告---キーコンポネントのショーテージを確認・報告 ・資産管理(流動品/支給部品含む)棚卸実施---日常的な資産管理は重要 品質管理系 ・工場監査の受入れ(定期的) ・4M変動/工程品質異常/予防措置の報告 ・部品受け入れ基準の制定(主に加工品) ・出荷検査の実施/検査記録の管理
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ロボット用減速機の主要プレイヤー、技術動向、業界構造について話せます
¥50,000~■背景 少子高齢化による人手不足、技術継承難による技能工の不足等によりロボット需要は今後も継続的な成長が期待され、ロボット市場には様々なプレイヤーが存在して各社特徴のある製品をリリースしている。減速機はロボットの性能を決定づける一番重要なキーコンポネントであり、ロボットの可搬重量、アームサイズ、各関節位置ごとに減速機の種類は使い分けられている。減速機には色々なタイプ(波動減速機、サイクロイド減速機、遊星減速機)が存在し、それぞれ異なる特徴と性能を有している。各社によって減速機性能の各項目について定義が異なっており単純に他社製品比較する事は出来ない。ロボットメーカーが減速機を採用するプロセスは新規ロボットの場合と、ランニングチェンジで異なり、それぞれ重視される項目が異なっている。実績のある減速機サプライヤーと台頭する新興国の減速機サプライヤーの競争が激化しており、これまで盤石だった日本の減速機サプライヤーも対策を必要としている。減速機はロボット毎にカスタマイズ仕様となっており標準品は殆ど存在しない、それ故各仕様毎に納入図面、納入仕様書が必須となる。ロボットメーカーは各ロボットで使われる減速機を共通化してコストダウンを図っており、それ故一度採用された減速機を別の減速機に置き換える事は大変難しい。信頼性の高い減速機のサプライヤーは限られており、ロボット需要が急激に増大するとロボットマーケットではロボットメーカーによる減速機の奪い合いが発生し、小口の顧客には1年以上の納期が通知されることも珍しくない。減速機メーカーも全種類の減速機を同時に製作する事ができない為、各機種ごとにまとまった納品を行う形態をとっている。 ■話せること ・ロボット用減速機の主なプレイヤー、技術動向、業界構造について ・ロボットメーカーが使っている減速機の主な商流、発注方法、発注ロット、在庫管理方法について ・ロボットメーカーと製造受託業者の間でどのように減速機の様なキーコンポネントをハンドリングしているか ・実績のある減速機サプライヤーと台頭する新興国の減速機サプライヤーについて ・ロボットで使われる一般的なユニットタイプの減速機の仕様について ・産業用ロボットと協働ロボットで求められる減速機性能の違いについて ・大型ロボットの高精度化要求の背景とそれに対応した減速機について ・ロボット以外で減速機が使われている他のアプリケーションについて ・減速機性能とロボット性能の相関関係について ・減速機が産業用ロボット、協働ロボット等で一番重要なキーコンポネントとされている理由について ・減速機のタイプ(波動減速機、サイクロイド減速機、遊星減速機)とそれぞれ異なる特徴と性能について ・減速機カタログ、仕様表の見方について(減速機の各性能値の見方) ・ロボットメーカーが減速機を採用する際のプロセスについて(新規ロボット、ランニングチェンジ) ・減速機のカスタマイズについて(どんな部分でカスタマイズが可能なのか、どんなカスタマイズが多いのか等) ・減速機に関するロボットメーカーの困りごと(品質面、技術面、コスト面) ・ロボット用減速機の選定方法、ロードサイクル、寿命の考え方等について ・ロボット用減速機における中空軸構造の必要性について ・減速機の潤滑方法の違い、及び長所、短所について ・トルクセンサが内蔵された減速機とそれを搭載したロボットの仕様について ・減速機に用意されている主なオプションについて ・減速機における主な故障モードについて(各種減速機) ・減速機の出荷形態と荷姿について