医薬品・食品工場での適切な外装材選定方法について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
・日本を代表する医薬品メーカーの様々な用途の施設建築を建築設計者の立場で、企画から実施設計、工事監理まで担当してきました。目指すべき目的はGMP規範により同じですが、医薬品メーカー毎にそのゴールは様々であり、そのゴールに至る考え方のプロセスが失われつつある状況です。原因は明確で、建築設備設計者及び施工者への責任委譲と設備エンジニア会社への責任委譲が企業のリスク回避手段として有効であるとの誤った品質放棄が推進されるようになり、肝心の建築計画全般にはコスト低減のミッションが主たる目的となり、その検証(建築のバリデーション)も蔑ろにされる傾向にあるからです。もちろん、監督官庁にも言える話です。

・食品工場においても、GMP規範をHACCP規範と置き換えるだけで、同様の事が言えます。
・結果、今回のアドバイステーマにおいては、明らかに間違った決定がなされ、近年の当該施設建築の外装工事が行われているケースが多く見受けられます。

■話せること
GMP規範に基づく医薬品関連施設に求められる目的は言及するまでもなく異物混入阻止です。建築物は宇宙ステーションではなく容易に人が出入可能である事から、虫や埃(それに付着している菌・ウィルス)も確実に侵入してきます。この出入口に関連する対策は、別のタイトルに譲り、一見問題と思われがちな外壁自体からの虫等の侵入阻止に関する知見をお話しします。
・建築物は宇宙ステーションではないため、それ程の気密性能を有している訳ではなく、人が隙間と思えない程の隙間を利用して、侵入若しくは生息の場となり得ます。
・鉄筋コンクリート(RC)外壁:気密性最高、高価、長工期
・ALC等パネル外壁:気密性高、安価、単工期
・断熱系金属パネル外壁:気密性低、超安価、単工期

■注目ポイント
・良く言われるパネル工法による気密性の嘘
・コストを分ける社会的ニーズとしての断熱性能
・断熱性能担保の必要性と工期の問題
・メンテナンス性の真実

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氏名:開示前

スーパーゼネコンの大阪本店設計部設計課にて29年以上勤務。
より広く社会貢献をすべく、2022年2月に私事都合退職。

住宅を除く様々な用途の主要作品43件を統括設計責任者
(プロジェクトマネージャー)として従事。
特に、医薬系施設を得意とし、そのスキルを応用して様々な作品にも携わった。

 −大手参加の設計竸技(コンペ):6勝5敗1分
 −社会的に影響を齎した3つの代表作(大規模医薬研究所)
 −社会的評価:社内賞13件、社外賞17件、論文6件、掲載誌12件以上
   
・工事監理者業務に従事
・大規模建築物(60m級高層免震建築物等)に従事
・コンサルタント業務にも従事
・スキルを活かした様々な支援業務にも従事

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職歴

職歴:開示前


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