タイの中小製造業における従業員満足度・エンゲージメント向上について話せます

■背景
在タイ10年目、経営者としては4年目に入ります。
赴任時はハッキリ言ってブラック企業でしかなかった会社を白くしていくこと、具体的には組織内の理不尽なルール、古いしがらみを排することにこちらの代表になってからは注力してきました。

代表就任直後に社内主要メンバー25人程度との個別インタビューを実施、「仕事ができると評判の親しい知人が求職中、自分の会社でポジションを募集していたとして紹介できるか」という質問を全員にしたところ、50%以上が「そんなの絶対無理」という回答でした。そこから就業時間の見直しや会議の棚卸と整理、年間休日の大幅増、人事評価制度の刷新、MVV（ミッション、ビジョン、バリュー）の策定といった組織改革に着手していき、2022年末のインタビューでは全員から「紹介できる」という回答になりました。
今は「タイ人社員が思うように動いてくれない」といったタイならではのよくある苦労話のようなものもほとんどなくなり、社員が自主的に動いてくれる組織となっています。

■話せること
25人の主要社員の50%以上に「こんな会社に友達を紹介できない」と言われていたのを2年半で100%から「紹介できる」と言ってもらえるようになるまでに行った施策についてお話できます。その他には離職率の改善（昔は20%あったものが現在は5%前後）やカイゼン活動の根付かせ方、DXの推進といったトピックについてもお話可能です。