複写機の機能部品開発、生産性改善業務の経験について話せます

エキスパート

氏名:開示前


経歴:  
1983年の鈴鹿富士ゼロックス設立時に入社し、以来約30年ゼログラフィー関連の機能部品開発業務に従事。2010年富士ゼロックスグループの会社組織再編成に伴い生産機能会社である富士ゼロックスマニュファクチュアリング(株)に社名変更されるとともに、自ら手掛けた光学製品の製造部門の生産性改善活動に従 事。2017年再雇用により技術アドバイザーに就任。(所属会社は2021年4月富士フイルムと米ゼロックスの提携解消により富士フイルムマニュファクチャリングと社名変更になる)
主な役職:
  1994年 開発課長
  1995年~2019年 日本画像学会評議員
  URL:http://www.isj-imaging.org/about_ISJ/councilor/councilor_list_2018.html
  2005年 開発部長
  2014年 光学部品製造部長
  2017年~現在 技術アドバイザー
主な業務内容:
1983年~1988年 
現像用磁性ロール(マグネットロール)の開発業務として、フェライト含有樹脂部品の成形、着磁技術開発に従事。
1988年~1996年 
帯電部品(Bias Charge Roll:BCR)の開発業務従事、導電性メカニズム研究のため三重大学工学部電子電気工学科にて樹脂へのカーボンブラック分散技術研究〈約1年間)
1998年表面層にカーボンブラック分散系導電層を有したBCRの量産を実現した。
また電子情報通信学会に論文「カーボンブラック・樹脂系厚膜複合体の導電性と誘電特性」:OME97-101CB樹脂系複合体の導電特性研究上程
URL:https://www.ieice.org/publications/search/summary.php?id=KJ00002335750&tbl=ken&lang=jp
1996年~1999年 
露光デバイス用スキャンモータ用のセラミック軸受けの製造技術開発業務従事。
セラミック材料研究のため、約半年名古屋工業大学窯業研究所にて社会人学生としてセラミック関連の講座受講。
その後アルミナ系セラミック軸受の成形、焼成、精密研磨工程を立ち上げ内製化実現。
1998年~2010年 
露光デバイスとしてLED Print Head(LPH)の開発業務に従事。
製品設計と工程設計をコンカレントに行い、従来比50%強の体積減のLPHを実現。開発手法としてDRBFMや新QA表を用いて効率的な開発を主導した。またトヨタ生産方式(TPS)を活用し徹底的な高効率生産により30%以上の低コストを実現し、電子写真方式の複合機・プリンターにおいて高画質・小型・省エネ・省資源化を実現し技術トレンドを大きく変えることに成功した。
これらの実績により、2009年日本画像学会技術賞(第19回)受賞。
受賞テーマ「自己走査型LEDを用いた1200dpiLEDカラー複合機の開発」
URL:http://www.isj-imaging.org/announce/award/award_2008.pdf
また、平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)受賞。
受賞テーマ「自己走査型LEDプリントヘッドの開発及び生産技術の開発」
URL:https://www.fujifilm.com/fb/company/news/release/2010/0428_ledphead
2008年、2009年と日本画像学会の要請により、日本画像学会技術発表会講師を務めた。
講演内容は「カラー電子写真プリンターの小型化・低コスト化に有効な潜像形成技術であるLEDアレー技術に関しての動向と自己走査型LEDを使ったLED Print Headの紹介」
2011年~2017年 
光学製品製造部門にて生産部品の生産性改善業務に従事。
徹底した1ケ流し生産や標準3票活用により各製造プロセスを付加価値作業、付帯作業に分け可視化分析し半導体系製品の弱点である量増減に強い製造ラインを構築をした。
2014年には、中国華南地区のレンズ生産の協力会社でTPS活動の指導実施し20%以上の生産性改善を実現した。
2015年には、米国アリゾナ地区のウエハ生産協力会社にてTPS活動の指導実施し10%以上の生産性改善(歩留まり改善)を実現した。

■その他
役割: 部品開発責任者としてマネジメント全般経験、TPS指導として協力会社とのアレンジメント業務など
規模: 部品開発業務:5名~20名程度の開発グループのリーディング、TPS活動:100~300名程度の製造協力会社
地域: 部品開発業務:日本国内、TPS活動指導:中国深圳、長安、米国アリゾナ州フェニックス市

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氏名:開示前

複写機(ゼログラフィー)の機能部品開発の経験があり、中でも、LED Print Head(LPH)の開発では製品設計と工程設計さらには生産設備設計にまで踏み込んだコンカレントな活動を行い、従来にない低コスト、高性能なLPHを実現した。これらの実績により日本画像学会技術賞、文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞した。
また量産においては製造部長の経験の中でTQM(品質マネジメント)活動やトヨタ生産方式(TPS)を活用した生産性改善活動実施し、国内外の協力会社(中国、米国)を指導実施し大きな生産性改善を実現させた。


職歴

三重県林業研究所

  • 契約職員 2023/4 - 現在

富士フイルムマニュファクチャリング株式会社

  • 技術アドバイザー 2021/4 - 2022/10

富士フイルムマニュファクチャリング株式会社

  • 技術アドバイザー 2017/11 - 2022/10
  • 部長 2010/4 - 2017/10

鈴鹿富士ゼロックス株式会社

  • 部長 1998/4 - 2010/3

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