斜面の災害、および軟弱地盤について地質に関する事項について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容
軟弱地盤解析,地表踏査,のり面対策工の検討,岩石資料の分析(X線解析による粘土鉱物同定・岩石試料のCTスキャンによる内部構造の観察),地すべりの動態観測(地下水検討を含む)
■ 実績や成果
風化した粗粒玄武岩(ドレライト)の斜面に関して、その地山の性質(風化の程度,地山内部の地下水の挙動など)を地質調査により明らかにして、法面対策工の適切な設計に繋げた
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
既存の報告書には、地山には地下水位は観測されなかった記述されており地下水に関する調査は発注者から求められていなかった。しかし、現地の岩石の風化状況と地山の表面の観察から地下水は存在すると判断し、ボーリングによる地質調査孔に自記水位計を設置が必要であると発注者に提案し、10分間隔での記録を取る自記水位計の設置に繋げた。結果、ある程度の降雨があると急速に地下水位が溜まる特性を有することが明らかになり、現地の地山の状況について適切な説明が行えた、と共に適切な対策工法の選定も行えた。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
現在居住している地域の特性など
■ 関連する論文やブログ等があればURL

■ お役にたてそうと思うご相談分野
調査手法などの提案・調査危機に関する提案

■その他
役割: 現場監理,報文作成

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氏名:開示前

国立大学の地質学科を卒業・修了しています。
基礎大手の会社で6年、その後は建設コンサルタント会社(地質部門)で20年間の業務経歴があります。
業務の内容は、地質調査関連業務が主ですが、のり面の対策工および地すべり対策についても設計および施工現場の管理などの経験は有しています。

・地質調査業(30年以上)
調査ボーリングの現場管理、協力業者への手配、空中写真判読・コアの観察・断面図作成・軟弱地盤解析のような一般的な業務の他に、地下水の観測・断層のトレンチ調査・露頭スケッチ・地表踏査による地質図作成、石炭の賦存量調査(国内)なども行っています。トンネル工事に伴う水平ボーリングの現場管理およびコア観察、切端の観察も行っていました。磁気探査によるGL-30m以深の地下埋設物調査を行った経験もあります。
比較的特殊な現場(岩盤接着工の効果判定、不安定岩塊への傾斜計設置および観測、大規模な断層への計器設置など)の経験があります。
また、建築物基礎の調査のための簡易貫入試験、スウェーデン式サウンディングおよび調査ボーリングを行い地盤の性状調査(基礎深度の検討、液状化の検討など)を行っています。

・のり面対策および地すべり対策
斜面および対策工の安定計算、施工現場の管理、協力業者の手配など行っています。
トラブルが起きた現場での原因究明、その対応なども行ってきました。

・道路点検など
落石調査や道路法面点検など点検関連の業務も併せて行っています。
学生の頃からクライミング(山岳地帯での岩登り)を行っていた関係でロープワークが可能なことから、急峻な地形の箇所での作業を行った経験もあります。

・現在の会社での立場(2019年~)
役員(会社規模:21名 年商2億前後)となっており技術業務全般の管理(進捗状況、予算消化率など)を行っています。
併せて、経理業務(キャッシュフロー作成・給与および支払計算など)も行っています(暫定的で2022年~)。
また、人事についても意見できる立場であり、実際にリストラに関して主導しています。

・その他
薬液注入工を応用した新技術開発(遮水シート補修)のメンバーとして関係したこともあります。
また、登山(雪山含む)は14歳、クライミング(山岳地帯でのクライミング)は17歳から続けており、その技術的な事項など話せる話題を持っていると思います。


職歴

日発技研株式会社

  • 部長 2012/6 - 現在

八千代エンジニヤリング株式会社

  • 2004/6 - 2007/3

日特建設株式会社

  • 1996/4 - 2001/9

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