健保組合の「健診データ」「レセプトデータ」活用の課題感について話せます
■ 具体的な経験の内容
ビッグデータの解析可能性に対する期待感を抱く事業者の一つに、私が経験した医療保険者が挙げられます。
私は、企業健保の常務理事・事務長を経験しましたが、厚生労働省によるデータヘルス計画の様式記入・提出に大幅に時間を取られておりました。
これらの作業のアウトソーシングニーズもある一方で、健保が保有する「レセプトデータ」、企業側が保有する「健診データ」等の統合分析の可能性を強く感じています。
■ 実績や成果
健保単体で分析可能な医療費の分布傾向を、いろいろな軸を使って分析しておりました。
この作業を通して、企業単体~健保連による日本全体の医療費の傾向を把握できました。
逆に、医療費の全体感ではなく、ひとりひとりの疾病の状況・重症化対策にまでは踏み込むことはできておりませんでした。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
本来的な分析の方向性としては、①当該企業の疾病の傾向を分析することもありますが、②被保険者個々人に着目して重症化予防に役立てることもデータヘルスの領域になるはずです。
私は、時間切れでこの領域に入る前に任期切れとなりました。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
■ 関連する論文やブログ等があればURL
■ お役にたてそうと思うご相談分野
データヘルスに関し、問題意識を有する健保は多くあるものの、なかなか着手できておりません。また、これらの声を発することも業務多忙のなかでは機会もありません。
医療費データや健診データの分析、サポートを事業領域にする企業様に対し、健保における予防医療に関する問題意識をお伝えし、ビジネスチャンスを獲得するお手伝いができればと思います。
■その他
地域: 東京
役割: 健康保険組合 常務理事(事務長兼務)
規模: 加入被保険者数 約13,000人
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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