通販物流の原価削減に関して提案指導改善の実施ができます。
・具体的な経験の内容
現職へ転職前、新卒で入社した3PL企業より業務用機材の流通会社へと転職した際、物流体制の刷新を実施。
前任の物流マネージャーが物流経験者でないうえ別部門兼任であったため、物流コストの意識が薄く、非常に多種多様な梱包資材の使用や物量や客層問わず特定の路線便会社を使用している環境。
状況改善のため下記などの改善の実施。
・実績や成果
〇顧客傾向から法人に強い新規路線便会社の導入。法人客の大ロット購入時の共同配送やBOXチャーター、チャーター車の導入などにより、配送費の削減。
⇒運送原価 15%減
〇既存の商品及び路線便の契約に合わせた段ボールサイズへと取捨選択、及び選択された商品の大ロット購入による購入コスト削減。
⇒年間予算比8%削減
〇出荷物量から従来行ってきた緩衝材の完成品の購入からエアー緩衝材製造機の導入への変更の実施。
⇒年間予算比10%削減
〇コストの見える化及びコスト意識強化のため、使用した段ボールサイズと納品先の地域を入力することで想定運送原価を算出するエクセルベースの資料を導入。
・そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
ワンマン企業であったため、物流改善に取り組むためには社長の説得が不可欠であった。
そのため過去の物流コストの内訳を一目で把握できるよう見える化の実施。
そして改善策実施による想定削減原価を提出し、当時社長が苦慮していた利益率の改善を掲げることで協力を得れることに成功。
・業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
主要プレイヤー
・お役にたてそうと思うご相談分野
梱包の見直し。
運送の見直し(新規配送会社の導入)
新規物流体制の立ち上げ
■その他
地域: 首都圏
役割: 物流マネージャー
規模: 年商25-30億円の流通業