インストラクショナルデザイン、教育効果測定、アンケート調査法についてお話できます。
クライアントは、研修企画&運営専業組織です。その組織のスタッフ数は30名。
プロジェクトメンバーに選ばれたスタッフ8名に対してインストラクショナルデザイン理論を教育しながら、実際に行われている現在の研修企画を題材に用い、インストラクショナルデザイン理論や教育効果測定、品質管理の考え方を援用し業務プロセスの再構築を行いました。
業務ツールとして、教育ベンダーや専門家(講師)に依頼する際に用いるRFP(提案要求仕様書)の設計、研修設計図(カリキュラム、レッスンプランシート)、受講者の研修満足度評価アンケートの開発を行いました。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 産業人の人材育成に携わり、30年(教育ベンダーでの通信教育講座開発歴15年、民間企業での研修開発歴10年など)の実務経験があります。
教育効果測定理論、インストラクショナルデザイン理論や科学的な人材育成の普及を目的に、NPOを立ち上げ10年活動してます。
どちらでご経験されましたか?: NPO人材育成マネジメント研究会(現NPO学習分析学会)にを通じて依頼された某研修専門運営団体
その時どのような立場や役割でしたか?: インストラクショナルデザイン&教育効果測定の専門家としてプロジェクトの推進コンサルタントとして参画
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 自己流で設計&運営する研修よりも、理論に基づいて設計&運営される研修の方が効用を明確にできるという根拠をプロジェクトメンバーに納得していただけたこと。そして、この考えに基づいた業務手続きやツールを社内に普及することにコミットいただけたこと。
関連する論文やブログ等があればURLを教えてください: 書籍:はじめての教育効果測定(編著) 日科技連出版社 (2007年)
教育効果測定の実践(編著) 日科技連出版社 (2012年)
越境する対話と学び(共著) 新曜社 (2015年)