キャリアチェンジ、キャリア形成、女性のキャリアについて話せます
¥50,000~
■背景
私は新卒で日本航空(JAL)に入社し、客室乗務員として国内線と国際線に乗務していました。在職中に会社の経営破綻を経験し、まさに現場のど真ん中で混乱や不安を乗り越えながら、フライトを続ける日々を送りました。その最中、再建の指揮をとった稲盛和夫氏の言葉や考え方に直に触れ、「人として何が正しいか」という判断軸を自分の中に深く根づかせることができたのは、私の人生の大きな転機です。
その後、「人の生き方に本質的に関わる仕事がしたい」という思いが強まり、一念発起して京都大学大学院医学研究科に進学。社会健康医学を学び、遺伝医療と研究の世界へとキャリアチェンジしました。
大学院修了後は、理化学研究所にて再生医療の第一線であるiPS細胞・遺伝子解析の研究に従事。その後、鳥取大学附属病院で助教として、教育・研究・臨床に携わりました。現在は、国立がん研究センターにてがん領域の遺伝カウンセリングと研究に従事しています。
このように一見すると異質な業界を渡り歩いてきましたが、私の中には一貫したテーマがあります。
それは、「本質的な問いに向き合い、納得のいく意思決定を支えること」、そして「その人が自分らしく力強く進めるよう整えること」。
航空業界でも医療現場でも、研究の現場でも、そして現在行っている接遇研修やコーチングでも、常にその視点を大切にして活動しています。
また、医療機関向け接遇やキャリア研修を行うほか、認知科学をベースにしたプロコーチとしても、個人の自己理解・行動変容の支援をしています。逆境を通して得た「人としての軸」をベースに、医療、研究、接遇、キャリア支援など、幅広い知見を提供可能です。
■話せること
私がこれまで歩んできたキャリアは、「異業種×自己理解×対人関係性」の掛け算でできています。その中で話せることは、大きく分けて以下の5つです。
① 異業種キャリアチェンジのリアル
CAから医療・研究の世界へ。周囲からは「もったいない」「どうして?」と言われたキャリアチェンジでしたが、自分の心の声に従って動いたからこそ、今があります。決断の背景や葛藤、そして学び直しをどう乗り越えたかなど、実体験をもとにお話しできます。
② 遺伝カウンセリング・医療現場のリアル
現在はがん領域での遺伝カウンセリングを行っていますが、患者さんの思いやご家族の葛藤に寄り添う仕事です。医療者として、そして一人の人間として、どのように信頼関係を築くか、心がけていることなどを伝えられます。
③ 接遇とホスピタリティの本質
JALでファーストクラスも担当していた経験と、接遇研修講師としての知見を活かし、「マニュアルに頼らない接遇」の考え方や、ホスピタリティとは何か?についてお話しできます。特に医療・教育現場での応用に関心のある方に届けたいテーマです。
④ 研究職・アカデミアのキャリアパス
理化学研究所や大学病院での研究・教育経験、科研費取得の経験を通して、研究職を志す方、大学院進学を考えている方に対し、リアルな進路相談ができます。特に女性研究者としての悩みや両立についてもお話しできます。
⑤ 認知科学コーチング・心理的安全性
認知科学をベースとしたプロコーチとして、自己理解やゴール設定を通じて、人が変化する瞬間に立ち会うことに喜びを感じています。マインドの整え方、行動できないときの思考パターンの整え方なども話題にできます。
どれも「ただ話を聞くだけ」ではなく、経験や実例、時には失敗談も交えて、リアルな語りができるのが強みです。ご興味があれば、ぜひお声がけください。