自動車部品における調達/購買の経験。Tier0/1の買う立場について話せます
ニチコン時代:
国内外の自動車メーカーやTier1様へ納入するコンデンサや車載機器の品質保証責任者であった為、
多くの顧客の悩みや期待値を知る事が出来た。
その経験から初めて車載市場に参入する企業様や、同様のマーケットリサーチをされる企業様と
色々なお話が出来る知見を修得した。これは今、フリーランスの技術顧問、品質保証顧問として
活動する中で、非常に役立っている。
こういうジャンルの部品/製品が車載にどの様に受け入れられるか、購入の可能性があるか?
車載規格(IATF/ISO/VDA)の何れから取得すれば良いか?という様な相談事も是非お受けしたいと考えます。
パイオニア時代:
JEITAなどではもともと調達に関するCSR(企業の社会的責任)について議論する事が多かった。
2005年あたりから、特に車載系企業もCSRに力を入れてきた為、パイオニアにもCSR調達室が発足した。
その部門の初代室長であった。
CSR以外にも仕入先の防災、減災の指導を行い自動車関連のサプライヤーマネージメントを強化した。
具体的には資金力のない中小企業に対して、防災のコンサル費用をCSR調達室で負担した上で、
実地踏査を行い、改善策を導入した。
同様に仕入先で火災、労災があると部下を派遣し実態調査と仕入先への水平展開を図りトヨタ自動車など
顧客に報告を行っている。
環境負荷物質問題では汚染源を追求しタイの現地企業が使っていた中国製の塗料に問題があった、などの
調査実績を上げている。
大手企業にいた関係で、右翼活動家などに目を付けれれる事もあり、「街宣車を仕掛ける」などの
脅迫事例に対応し、現実に活動家と対面して交渉に当たった。
基本的には、これらの問題から逃げないこと。
直接対面して話を纏める事が基本的に重要。
相手任せにすると、何時もまでも解決出来ない、というのが当時の結論であった。
■その他
地域: 本社
役割: ニチコン時代:執行役員品質保証本部長としての車載顧客対応、パイオニア時代:室長として、調達のCSR面を強化
規模: ニチコン時代は国内外の自動車メーカーやTier1様、パイオニア時代は直属部下7名、その下には各拠点の調達部があり100名内外の間接的な部下、主要取引先300社、
プロフィール 詳細を見る
職歴
自営/フリーランス
- 非常勤社員 2017/8 - 現在
ニチコン株式会社
- 執行役員 本部長 2011/5 - 2017/6
- 副部長 2010/11 - 2011/4
株式会社オーム電機
- 部長 2009/11 - 2010/8
パイオニア株式会社
- 室長 2007/7 - 2009/9
- 部長 2003/12 - 2007/6
- 課長 1995/5 - 2003/11
このエキスパートのトピック
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アルミ製のバスバー(ブスバー)採用(銅材代替)について話せます
¥52,000~■背景 20年以上も導電性材料としての銅材の高価格と価格変動に電気電子業界は悩まされてきました。 これは車載のワイヤーハーネス車両1台当たりの重量の低減活動などにもよく現れています。 電気自動車への移行も相まって、近年はワイヤーハーネス同様にバスバー銅材からの代替も注目されています。 ■話せること 自動車用の大電力配線部分やECU、アクチュエータ近くの比較的小電力箇所でのバスバーアルミ化について話せます。 製品の開発から試作、量産までの期間においてバスバーの採用や評価の問題点について話せます。 基本的にカスタム品が多い領域なので、特に試作の融通性も重要となります。
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IATFやVDAにおいて化学系企業と電気系企業の関係性について話せます
¥52,000~■背景 電機系の企業から化学系の企業へ転職し化学系のサプライチェーンを学ぶことによって、 電機系企業と化学系企業の間にある、車載向け規格IATFやVDAに考え方や現場のギャップが理解できた。 電機系企業と化学系企業間のコミュニケーションが上手く行かないのは当然とも云える。 フリーランス技術/品質保証顧問になってから化学系企業のVDA取得、IATFの維持向上の支援を行っている。 その様な環境にあるが、EV、自動運転、ADASへの対応で自動車メーカーやTier1は化学系企業の製品に対して 関心やデマンドは非常に大きい。その為、化学系企業も意図せずにTier1になってしまうことすらある。 ■話せること 電機系企業がサプライチェーン上流にある化学系とのIATF構築 その逆で化学系企業が電機系企業との付き合い方 化学系企業がTier1になる場合のIATF対応方法 化学系企業がTier1、Tier2にならざるを得ないビジネス環境や対応
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V2H、EV向け各種充電器、エアコンなどの保護等級や塩害対策について話せます
¥52,000~■背景 ニチコン時代、V2H、家庭用蓄電システム、産業用蓄電システムなどの開発・生産・市場導入を行った。 特に本社品質保証本部としては屋外機部分の保護等級(IP)や塩害対策で非常に注力した。 ■話せること 各種室外機器の沖縄、離島への導入ビジネス構築 筐体設計と保護等級 塩害対策と重塩害地域への導入ビジネス構築 市場サービスのビジネス構築