目的に適った特許取得に向けて、特許部が果たすべき役割についてお話できます。

エキスパート

氏名:開示前


特許出願となれば、とにかく弁理士を見つけて発明者に直接会わせて…、といったことになりがちですが、発明者はどうしても自らの発明技術の詳細にこだわってしまう一方で、弁理士は広い技術分野に対応する必要があることから個別の技術詳細には疎く、往々にして両者の会話はスムーズには運びません。
そこに発明技術分野に通じた特許部が果たすべき役割があります。
すなわち提案された発明内容を深く理解した上で、弁理士が理解できる言葉に置き換えてその本質を伝えることで、特許法に則った高品質な特許出願文書の作成といった弁理士本来の役割を最大限に果たしてもらうことが可能となります(これは日本のみならず、欧米でも同様です)。
このような、「あるべき特許部の役割」についてお話させていただきます。
なお、当方の専門技術分野が電気、電子、情報処理系であることから、それ以外の技術分野については一般論になってしまうこと、予めご了承下さい。

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氏名:開示前

大学院修了後、大手電機メーカーに勤務し、IT/マルチメディア技術関連の研究開発及び関連製品の設計業務に従事。その過程で40件以上の特許を出願し、それらの中間処理に自ら深く関与して8割以上の権利化を達成することで、特許権利化ノウハウ、特に特許可否と取得権利範囲との微妙なバランスへの対応力を収得。
その後、東証一部上場IT企業へ転身し特許部をゼロから立ち上げ、日欧米の弁理士と直接やり取りしその能力を最大限に発揮させることで、創部から5年間で日本及び米国特許をそれぞれ6件、欧州特許2件を取得。特に発明内容を深く理解し、発明者と弁理士との間に入ってその上位概念を弁理士に的確に伝えることで、発明の本質を適切に保護した高品質な特許の取得を実現。また自社保有特許を標準化必須特許(SEP)とした国際標準規格の策定や、コーポレートロゴなどの世界80ヶ国以上への商標登録も達成。


職歴

東証一部上場IT企業

  • 2015/1 - 現在

メタフロンティア合同会社

  • 代表 2011/1 - 現在

大手電機メーカー

  • 1991/4 - 2010/12

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