インドにおける鉄鋼、ケーブルテレビ、冷凍食品、マンション開発について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■その他
どちらでご経験されましたか?: インド住友商事
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: インド3回駐在 通算11年7ヶ月。
1988年〜1993年 Bombay 鉄鋼ビジネス。
2006年〜2009年 New Delhi 鉄鋼ビジネス。
2012年〜2015年 New Delhi 新規ビジネス開発。
その時どのような立場や役割でしたか?: 現地会社の駐在員は東京本社の主管本部と共同でビジネスを遂行するのが社内ルールであり、現地に決裁権限はない。
経営トップがいかにインドに注力せよと号令してもそれだけでは主管本部は動かない。
たとえ有望なインド案件があったとしても、タイ、ベトナム、インドネシア等の案件と比べて格段の優位性がなければリスクテイクの方針は出ない。
そういう会社の現実の中にあって、如何に本部をその気にさせるか、その為には何が必要かの知見と経験を、沢山の未実現事例、数少ない成功事例を通して積むことが出来た。
また、J/Vを組む現地インド企業の選別と緊密な関係構築、交渉決裂の危機をどのように乗越えて行くか、を双方の立場を理解し双方に理解してもらいつつ実施してきた。
得意な分野・領域はなんですか?: 特に3回目の駐在時(2012-2015)、東京主管本部が他国地域で展開しているビジネスをインドに微調整しながら応用展開をした(トライした)経験から、メディア(ケーブルテレビ/衛星放送)、冷凍パン生地、キャラメル等の菓子類、マンション開発、CFRP(橋梁補強用&航空機ボディー用)、について。
且つ、その為のJ/V設立に至るポイントについて。
競合他社と差別化出来る事業のコンセプトとストーリーの作り込みについて。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 1. ラジャスタン州タール砂漠の中に、油井管のSCMサービス事業を立ち上げ(2008年)、現場事故発生ゼロをキープしながら高収益を上げ続けたこと。
2. ニューデリー郊外のグルガオンで、インド地場企業とJ/Vを設立して、高所得者層向けマンションの開発を行ったこと(2015年、日本企業初)
この分野は今後どうなると思いますか?: 上記1: 当該油田(英国企業が原油生産)は、インドの石油自給率を5ポイント向上させる価値ある事業だが、最近の油価低迷で当面は厳しい状況が続くだろう。
上記2: 富裕層/中間所得層が年々拡大しており、日本の品質/施工管理技術をベースにしたマンションの需要が伸びている。間違いなく大きく伸び高収益のビジネスとなるだろう。
但し、複雑な土地所有権問題を最初にきちんとクリアーすることが条件。

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氏名:開示前

大学卒業前にインドを旅したことがインドとの御縁の始まり。
ボリウッド映画が好きで、DVD多数保有。
中国広州にも事業会社立ち上げで2年半出向したことがあり、この似て非なる人口巨大国家二つの共通点/相違点を語ることができる。
妻、長男、長女の4人家族。
英語はあまり得意ではない。


職歴

大阪鋼管株式会社

  • 部長 2021/3 - 現在

住友商事九州(sumitomo corporation kyushu)

  • 取締役金属部長 2016/2 - 2020/2

住友商事(株)

  • うち、インド駐在 3回 合計11年7ヶ月 1982/4 - 2016/1
  • Senior General Manager 2012/4 - 2015/11

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