眼科用医療機器(眼内レンズや白内障治療機器など)における製品開発戦略、販売マーケティング戦略についてお話できます
眼科系医療機器を上市、販売した経験から、規制要件を考慮した開発戦略や眼科医が求める製品スペックを意識した製品マーケティングに関してお話できると思います。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 参天製薬株式会社 臨床開発マーケティング室/副室長
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2001年9月 〜 2006年5月
その時どのような立場や役割でしたか?: 新製品を開発、販売するプロジェクトの総責任者として予算やリソースに決裁権を持って臨床開発から上市までの全プロセスのプロジェクトの管理を行っていました。また、販売後を睨んだマーケティング戦略も自ら策定し、オピニオンドクターの組織化など実務経験も豊富です。
得意な分野・領域はなんですか?: 眼科系医療機器(眼内レンズ、水晶体乳化吸引装置、屈折矯正用機器など)の臨床開発、マーケティング
この分野は今後どうなると思いますか?: 日本においては、白内障に対して眼内レンズや水晶体乳化吸引装置(フェイコマシン)を使った手術が普及しており、今後は多焦点眼内レンズや超小切開手術など更なる付加価値を持たせた機器や術式が増えていくと思われます。一方、後進国においては機器や術者の不足により、未だ白内障が失明の一番の原因となっています。国内外の眼科メーカーはこれらの国々の規制や文化を取り入れながら、どのような世界展開をしていくかが課題と思われます。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 海外から導入した眼内レンズを上市するため、既に海外子会社が持っていたデータと国内データを合わせることで早期に無事承認を得ることができました。また、ネーミング、パッケージを含めたブランディングや販売・マーケティング戦略も立案しました。
プロフィール 詳細を見る
職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
-
CROのビジネスモデルについてお話できます
¥30,000~■ 競合CROの分析を行い、自社の差別化要因を探索しています。その分析結果に基づき競争戦略を策定し、実行も担っています。 ■ 在籍中、前年比二桁成長を継続しています。 ■ コモディティ化されつつあるCROの業務にいかに付加価値をつけるか、が戦略策定の課題です。初心に帰り、顧客ニーズの洗い出しを行い、顧客への利益貢献という観点からの戦略が描けました。 ■ 現在CROに在籍していることに加え、以前はCROを管理するスポンサーのバイヤー経験もあるため、より幅広い業界構造の知見を持ち合わせています。また、日常的に競合の分析も行っているため、トレンドやプレイヤーのなどの最新知識も持ち合わせています。 ■ 新規参入されるCROに対する助言。業界の将来像(ITなど新しい技術を使った新ビジネスモデルや、業務効率化など)に関する助言。
-
SMO(Site Management Organization)における業界全般(市場、業務プロセス革新、ネットワーキング、など)についてお話できます
¥30,000~SMOでの事業計画の経験があり、販売戦略の実行も行っていたため、業界内にコネクションがあり、ファクトベースの業界情報に詳しいです。また、協同IRBやITを使ったリモート作業などの業務プロセス導入の創成期に従事していたため、現在スタンダードになっている効率化された業務プロセスについて実体験を交えてお話できます。
-
医薬品、医療機器業界におけるソーシング(調達)業務全般と外部業者の選定についてお話できます
¥30,000~製薬会社、医療機器会社、CRO、SMOで勤務した実績から、医薬品、医療機器の開発を行うベンダー選定戦略について、依頼者側(製薬会社)と依頼される側(CRO、SMO)の両面からお話する事ができます。