コーポレート・ベンチャー(CVC)の出資受け入れの留意点について話せます

エキスパート

氏名:開示前


ネットバブル前の1998年から10年あまり、VCの運営に携わりましたが、2017年からは10億単位で大手VC複数社から出資を受けたベンチャーの取締役を拝命する機会に恵まれ、時流の変化や人脈のアップデートができました。守秘義務がありますのでお伝えする内容には注意しないといけませんが、私が実際に出資受け入れ時に投資契約書の内容を検討した経験や、出資する立場での職務経歴に照らして、出資受け入れ側、出資側、双方の立場からの考え方の違いや契約上の具体的な注意点についてのアドバイスが可能です。

■ 得意な分野・領域はなんですか?
投資活動全般(元キャピタリスト、現ベンチャー企業幹部として)

■ この分野は今後どうなると思いますか?
今後ますます投資活動は高度化・厳格化・人材の高度化が進み、これに伴って、力のある出資者から出資を受けるためにベンチャー企業に要求されるハードルも高くなっていきます。つまり、少なくともIPOに関しては、優秀なチームを集めた能力の高いベンチャーとそうでないベンチャーに2極分化し、成功事例は能力の高いベンチャーに集約されていきます。IPOの俎上に乗れないベンチャーは、今後はM&Aなど違った形でのエグジットを目指す必要がありますが、そういったニーズをすくい上げるサービスは既に出てきています。

■ 誇りに思う成果はなんでしたか?
在任期間中に追加の資金導入を実現したこと、IPO準備として2期にわたりショートレビューの実施と本監査に向けた経理システムやガバナンス強化の取り組みを現実的な内容で構築できたこと

■その他
どちらでご経験されましたか?:
ナノミストテクノロジーズ株式会社 取締役兼管理本部長
株式会社ソフトキャピタル 取締役〜代表取締役
地域: 東京、徳島、米国
役割: 現場経験
規模: 数名~500名規模

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氏名:開示前

エンジニア志望崩れで英語の先生を目指したものの、諸般の事情から証券会社に入り、なぜか(幾多の志望者を押しのけて)志望もしていなかったエリート集団、シンクタンク部門に配属。外国企業担当の証券アナリストとしてサラリーマン人生を歩んでいたのも束の間、会社が廃業に。ニューヨーク駐在時代に目をかけて頂いていた上司と独立系のベンチャーキャピタル(VC)を始め、10年余り続けました。その後、元投資先のモノづくり系ベンチャーに転じ、基礎実験から部材選定、製図、制御プログラム、製造、検査、ドキュメント作成、アフターサービスと機械装置製造の業務を一通り覚えた後、外部株主のヘッドハントで地方の技術ベンチャーの取締役を拝命。任期満了で東京に戻った後、新たなチャレンジとして成長意欲の高い日本語学校に参画し、革新的な学校作りを目指して改革に取り組んだのも束の間、コロナで学生数ゼロとなる状況に直面し、断腸の思いで離職。数年前からアドバイザリーの関係にあった旧知の医療・エステ系ベンチャーを経て、これも旧知だった電動アシスト自転車のベンチャーに参画しつつ、かつてお世話になったモノ作り系ベンチャーからスピンアウトした電池製造技術ベンチャーのお声掛けがあり、技術開発のお手伝いを始めているところです。

このような経歴のため、文系の人材が主流のアナリスト/ベンチャーキャピタル業界にあって、技術系の理解が深いとご好評を頂いていました。また、小さい組織で働く期間が長かったため、高度なマルチロール属性が求められ、もともと持っていた金融や語学、技術的な知識だけでなく、特許や法務、人事、労務、土地建物やICTの管理、経理も少々、まで多岐にわたる実務を手掛けました。自身の発明も1件、国際特許(PCT)出願済で商品化もされています。もはやキャリアシートに書かない職歴は「営業」と「経理」くらいしかない(実際にはやってるんですが)ほど、深くマルチな経験をしてきました。通り一遍のアドバイスではなく、業種や目的に応じた具体的かつ的確で意義のあるアドバイスができるものと思います。

趣味は楽器演奏(ビオラ、トロンボーン)とラジコンカーレースです。大学から始めたビオラではプロ演奏家もやらないような豪華プログラムで卒業リサイタルを開催し、レースではメーカー主催ですが世界選手権の日本代表として出場したり、その選手権の模様を収録したメーカー公認DVDを業販ルートに乗せて制作販売するところまでやり遂げました。何事にも徹底して取り組む姿勢を感じて頂けたら幸甚です。


職歴

職歴:開示前


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