総合建設会社における事務職の実務についてお話できます

エキスパート

氏名:開示前


建設業の作業所実務の特徴と業務全般、事務職に求められる資質
作業所で発生し得る諸問題とその解決策・アドバイス
作業所における労務・人事管理・メンタルヘルスケア
など

■その他
どちらでご経験されましたか?: 大成建設株式会社 横浜支店~札幌支店~東京支店
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1988年4月 〜 2007年8月
その時どのような立場や役割でしたか?: 新卒配属で、支店内総務室・経理室・作業所では建築・土木物件の事務を実務で行っていました。
得意な分野・領域はなんですか?: 建設会社は、顧客・専門工事業者・社内対応・近隣住民・監督諸官庁と実に多くの方々と接する機会があり、また勤務エリアによって地域の特性・文化を理解しながら作業所全体の運営を、所長以下で相談しながら進めていく必要があります。
管理系実務全般の中で、特に総務系統の実務経験が多く、イレギュラーなトラブル対応などの経験を積んでおります。
また、人材育成にも注力しており、現在でも新卒採用学生リクルーターをしております。
この分野は今後どうなると思いますか?: 建設業の事務職は、工事を進めていく上での裏方的要素が強いのですが、技術職の職員では対応しきれないことを納めていく上で大変重要な任務です。
経理系統業務はIT化で多少の省力・集約化は進んでいますが、トラブルや課題の要所をまとめて行くのは結局人間です。近年クローズアップされています職員の健康・メンタルヘルス面の対応も含め、豊富な経験に即したより専門的な判断と実務対応が求められる職種になっていくと思います。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 横浜ランドマークタワー新築工事(横浜支店) 忠別ダム堤体建設工事(札幌支店)
という、大規模プロジェクト作業所の立上げから工事中盤までに従事できたことが大きな誇りとなっています。
現在でも、当時同じ事務所で仕事をしていたOBOG会などを通して、苦労と喜びを分かち合っているとともに、人脈が後年になって業務に活かされています。

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氏名:開示前

大学新卒から総合建設業事務職に従事しています。
ものづくり企業の中でも、特にスケールが大きくまたドラマチックな業界で仕事ができることは大変大きな喜びです。建設現場、工事の作業所は独立採算制で、規模の大小はあってもそこは役割分担の上に成り立つ一つの「会社」であり「チーム」です。いろいろな経験を踏まえ、支店や本社の専門スキルを持つスタッフの力を借りながらも、契約・着工から収支管理、トラブル対応、竣工・引き渡し・資金回収および決算までのプロセスが仕事のフィールドです。私は事務職として、直接前面に立つ機会は少ないものの、技術職のサポートをしながら日々着実に形になっていく工事現場のマネージメント業務がとても良い経験となっています。
また現在取り組んでいます、建設をキーワードにした関連新規事業ベンチャー会社の立上げ・経営は、何もないところからのスタートだけに苦労も多いのですが、親会社が保有している既存の経営資源をベースに、新たな企業価値を創造していくという面で、売上規模は小さくとも取組甲斐のある業務です。社外の立場から親会社を客観的に見られる点では、意外な気づきが得られます。
人材は会社の財産です。母校のキャリアセンターで主催している「グローバル難関企業模擬面接会」では10年来、採用の面接アドバイザーボランティアをしながら、学生と企業のより相応しいマッチングのお手伝いもしています。毎年、「希望の企業から内々定をもらえました」、といった連絡を受けると、嬉しいものです。
阪神淡路大震災で災害時支援ボランティアに志願、防災士資格を取得、東日本大震災を機に、自らボランティアとして復興支援活動に赴いています。「防災まちづくり」を主眼とした安全・安心な生活をいかに提供できるのかを職場、また地元、市民の立場から考え、地元在住市の「防災まちづくり学校」講話や地域での防災講演など、自らの体験に基づいたアクションを起こしています。


職歴

ネットワーク・アライアンス株式会社(出向会社)

  • 管理部長 2010/10 - 現在

大成建設

  • エンジニアリング本部 計画部 2007/8 - 2010/9
  • 横浜支店・札幌支店・東京支店 1988/4 - 2007/8

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