“実装できる”Web3活用企画の考え方と社内巻き込みポイントについて話せます
■背景
私は2018年頃からWeb3の構想段階に関わり始め、実証実験フェーズを経て、2021年以降は“実装を前提としたWeb3活用企画”の推進に注力してきました。特に、Web2企業と連携して「現場で動かせる企画設計」と「社内のステークホルダーを巻き込む手法」にフォーカスしてきた実績があります。
主な業務内容は、企画フェーズでのユースケース選定やPoC設計、そしてそれを社内にどう伝えるか、誰をどう動かすかまで含めた“動かすためのプロジェクト設計”です。業種は自治体、交通、小売、エンタメ、通信インフラなど多岐に渡り、プロジェクト規模もワークショップレベルから本格的な外部実装・報道発表に至るまで幅広く対応しました。
Web3に対して懐疑的な企業ほど、「面白いけど実現できるか分からない」「社内を説得できない」という壁に直面します。こうした現場に対して、私は“Web2.5”という考え方で分解し、「技術ではなく価値で語る」「現行システムと併存させる」など、現実的なステップで落とし込むことを意識してきました。
また、社内説明資料や稟議資料の作成支援、部門横断型の巻き込み設計も担当。経営層向けのプレゼンから、開発部門・営業部門への展開方法まで、一貫したコミュニケーション戦略を構築し、Web3を“自社の文脈”に転換していくプロセスの支援に強みを持っています。
■話せること
このトピックでは、「面白い企画を思いついたが社内で止まる」「Web3を活用したいがどこから進めればよいか分からない」といったお悩みを持つ方に向けて、以下のような具体的な支援内容をお話しできます。
・“実装可能なWeb3活用企画”の設計方法
→「DID」「NFT」「スマートコントラクト」などの技術的要素を、現行業務のどこに活用できるかをマッピングし、既存KPIや業務フローにどう接続するかを可視化します。
・“Web2.5”の考え方による現実解の提示
→ いきなりブロックチェーンに全面移行するのではなく、「証明が必要な一部の工程だけをNFT化」「DIDをIDaaSとして活用」など、段階的な導入ステップを設計し、開発やコストのハードルを下げる方法をお伝えします。
・社内巻き込みのための資料作成支援
→ 企画担当者が上司や他部門を説得するための“社内説明用スライド構成”や“FAQ集”の作成支援。特に、非エンジニア層に向けては“世界観”よりも“業務へのフィット感”を重視した設計が重要です。
・部門横断型プロジェクトの組み立て方
→ Web3企画はしばしば既存部門の狭間で立ち上がりにくい構造になりがちです。私はこれまでに、マーケ・開発・営業・経営・法務など複数部門を巻き込むPM体制の構築や、それぞれの立場に応じた説明・合意形成の支援も行ってきました。
・導入後のフェーズ設計
→ 実証後のスケール設計、KPI整理、NFT配布後のユーザー行動設計など、実装した後に続く「評価と改善」の体制構築も支援可能です。
このような視点から、“実現可能性のあるWeb3企画”をいかに社内で通し、動かしていくかを実体験ベースでお話しできます。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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事業構想支援:社会課題を起点にした新規事業のつくり方について話せます
¥30,000~■背景 私はこれまで、教育・環境・地域経済・観光・エネルギーなど、社会課題をテーマとした新規事業の構想・企画支援を多数経験してきました。立場としては、事業会社の新規事業部門に加え、自治体・地域団体・大手企業のオープンイノベーションパートナーとしても活動し、構想段階から施策実装、事業化に向けたロードマップ策定までを一気通貫で支援するポジションを担ってきました。 企画フェーズでは、社会課題に対する仮説設定と、生活者・ステークホルダーそれぞれの「インセンティブの見える化」に注力。事業性と公共性の両立を意識しながら、Web2×Web3やリアル×デジタルの融合による“持続可能なスキーム設計”を多く手がけています。 たとえば、以下のような事業に携わってきました: ・自治体連携による「住民参加型GX(グリーントランスフォーメーション)」構想 再エネ導入や地域内電力融通の仕組みを、NFTとダッシュボードを活用して「可視化」し、市民と地域企業の関係性をトークングラフで表現。 ・“移動体験の資産化”を切り口とした交通・観光連携プロジェクト 高速道路や鉄道などの移動履歴をNFTで証明し、地域貢献や訪問の価値を可視化して、リピート施策や自治体連携型の回遊促進に展開。 ・舞台芸術×Web3による応援経済の創出支援 舞台・演劇などのクリエイティブ活動に対して、ファンの応援履歴や稽古・舞台裏の過程をNFTで資産化し、クラウドファンディング型支援の仕組みと融合。 このように、単なる技術起点ではなく、「課題の本質をどこに置くか」を軸に据えた事業構想を強みとしています。 ■話せること このトピックでは、「社会課題をどう新規事業のテーマに落とし込むか」「公共性と事業性のバランスをどうとるか」といった観点から、次のような実践知に基づいたアドバイスが可能です。 ・社会課題の可視化と、共感からインセンティブへ展開する構造設計 社会課題を単なる“理想論”で終わらせず、関係者の動機(損得勘定やリスク認知)をふまえて、ビジネス構造に落とし込む方法をお話しできます。 ・行政や地域事業者との連携構築方法 ステークホルダーの利害が異なる中で、共通の目標を設定し、共創を生むための合意形成の進め方や、自治体との信頼構築における注意点などをご共有可能です。 ・プロトタイピングとPoCの設計方法 社会課題に対する仮説をどのように検証するか、また参加者にとってのベネフィットをどう提示するか。たとえばDIDやNFTを活用した体験の可視化手法や、報酬設計などのPoC構成支援の話が可能です。 ・「社会的信用の蓄積」が将来の価値に繋がるストーリー設計 環境貢献やボランティアなど、定量化しにくい行動を“証明”し、それが将来的なリターンに繋がる設計(例:クーポン交換、優待連携、コミュニティ参加権など)を、複数事例をもとにご提案できます。 ・テクノロジーありきではないWeb3の活かし方 Web3を“導入前提”とせず、「どの文脈でどの技術要素が有効か」を見極める視点から、NFT・DID・スマートコントラクトの実装余地を適切に見出すプロセスをご説明可能です。
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NFT・DID活用した地域創生・観光・エンタメのユースケースについて話せます
¥30,000~■背景 私自身はWeb2時代から20年以上にわたり、インターネットサービスやマーケティング戦略の構築に携わってきましたが、2018年以降はWeb3領域、とくにNFTやDID(分散型ID)を活用した実証や事業設計に注力しています。特に、地域創生・観光・エンタメ分野との接続に強みがあり、行政・民間の両方と連携しながら企画・設計・社会実装の各段階を担ってきました。 これまでに関わったプロジェクトでは、地域自治体や観光協会、文化施設、民間イベント運営会社などと連携し、観光体験のNFT化や、DIDを活用した参加者の貢献可視化などを提案・実装。企画フェーズでは地域や施設の課題抽出から入り、ユースケース設計、トークン設計、WebアプリのUX導線設計までを一貫して担当。実装フェーズでは、イベント運営に伴う体験の証明、地域経済循環を意識したNFT配布ロジック、ユーザー行動に基づくSBT発行といった仕組みも設計しました。 プロジェクト規模は、1町村レベルから、年間数百万人の観光客を抱える大規模観光施設まで多岐にわたります。また、民間主導の取り組みとしては、演劇・舞台公演におけるNFTチケットや、eスポーツ会場での熱量可視化施策なども推進しました。いずれも「体験を資産化する」ことを主軸に置きつつ、生活者のUXを崩さないWeb2.5型の構成が特徴です。 ■話せること このトピックでは、NFT・DIDを活用した“地域体験の可視化”や“個人の関与の証明”といったテーマに関心のある方に対して、以下のような知見をご提供できます。 ・地域創生における「体験資産化」の設計:観光客が現地で得た体験(スタンプラリー、特産品購入、文化体験など)をNFTとして記録し、それを証明・再利用できる設計思想 ・DIDによる地域貢献の可視化:イベント参加、地域清掃、伝統文化参加など、個人の“地域への関与”をSBTやDIDとして保持し、他の施設での優待や信用につなげる構成 ・NFTを活用した地域通貨モデル:金券型ではなく、物語性や体験価値を持たせたNFTクーポンにより、単なる割引ではない“感情的リターン”を設計 ・観光と教育・環境・健康などの複合的文脈での展開:たとえば、SDGs体験、森林保全活動、廃校活用などをWeb3的に記録し、子どもから高齢者まで参加できる仕組みづくり ・導入障壁を下げるUXの工夫:ウォレットレス設計、LINEログイン対応、QRコード連携など、非Web3ユーザーに対する受容設計の知見 ・民間施設との共創モデル:地域のホテル・飲食店・商業施設と連携し、NFT保有履歴やDID実績に応じた特典やサービスを提供する回遊導線の設計 これらの事例を通じて、「地域や文化に根ざした資産の記録」「人の関与の証明」「再訪問・再参加への動機づけ」などを一気通貫で設計する際のポイントをお伝えできます。特に、自治体や地域企業が「なぜWeb3をやるべきか」「どこから手を付ければいいか」で悩んでいる場面でのアドバイスに強みがあります。 ■その他 ・演劇支援プロジェクト「SoTheater」や、観光施設と連携した体験NFT事例など複数あり ・自治体向け提案や大手企業との共創案件も非公開で多数実施済みです
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ゼロからの新規サービス立ち上げとグロース戦略の具体アプローチについて話せます
¥30,000~■背景 これまで複数の業界・フェーズにおいて、新規サービスの立ち上げからグロースまで一貫して携わってきました。私自身は事業責任者やプロジェクトオーナーとして、ゼロイチのサービス開発を主導する立場にあり、事業構想・企画・要件定義・チームビルディング・KPI設計・リリース後の改善までをハンズオンで推進してきました。 たとえば、オンラインサロンでは、ターゲットの絞り込みからUX設計、初期のスモールリリース後のユーザー行動分析に基づいた改善施策までを担当し、初年度で月商3000万円を突破。売上成長に伴い、リブランディングや機能拡張、利用フローの再設計など、事業の成長フェーズに応じた判断も経験しています。 事業やサービスのフェーズとしては、まったくの構想段階から、PoC開発、仮説検証、β版運用、本番ローンチ、そしてユーザー拡大のグロース施策に至るまで、各ステージに対応。組織規模も小規模ベンチャーから、部署横断型のプロジェクトまで幅広く対応してきました。 特に、マーケ・プロダクト・CS・営業が分断されやすい立ち上げ期において、それぞれを結ぶ“事業設計のハブ”として動くことで、サービスの初動を安定させ、短期・中期の両視点で事業成長を実現する役割を果たしてきました。 ■話せること このトピックでは、「ゼロからの立ち上げ〜初期グロース」フェーズにおいて特に重要となる、以下のようなテーマについてご相談に乗れます。 ・サービス企画やプロダクト構想を、検証可能なMVP(Minimum Viable Product)に落とし込む方法 ・ユーザー行動の仮説を明文化し、定量・定性の手法で検証していくプロセス ・初期のターゲティング戦略と訴求軸の整理、ユーザーペルソナ設計 ・営業・マーケティングと開発の距離を縮めながら、全体のKPI設計を統一していく進め方 ・初期のデータ計測設計や簡易ダッシュボードによる指標の見える化 ・ブランド戦略やUI改善を含むグロースフェーズでの再設計 ・チームのスキルセットに応じた開発スコープの調整や外注の活用方針 特に印象的だったのは、初年度で売上月商3000万円を突破したSaaSサービスにおける成長戦略の再構築フェーズです。当初想定していたターゲット層が乖離していたため、ヒアリングと利用データの分析を重ねた上で、ブランドアイデンティティを再定義し、デザイン・名称・価格体系・導線・サポート体制を一新。結果として、退会率を大幅に低下させつつ、新規獲得数の増加に成功しました。 新規事業における「不確実性」への向き合い方や、仮説検証の具体的な設計、組織を巻き込むためのコミュニケーション設計など、手法だけでなく“進め方の型”を共有できる点が、スポットコンサルとして提供できる価値です。