物流コンペの企画から運営までについて話せます
■背景
物流業務の委託先を見直すにあたり、「どこに頼むか」だけでなく「何をどう任せるか」が成果を大きく左右します。
私はこれまでに3PLの更改や拠点移管を含むコンペを主導し、RFPの設計〜ベンダー選定〜契約締結〜移管準備〜運用立ち上げまでを一気通貫でリードしてきました。
コンペの進め方も、単なる価格競争ではなく「改善提案型」「将来成長に対応できるか」の観点を含め、複数回の質疑応答や現場視察を実施。
ベンダーの選定後も、契約書のドラフト設計、料金テーブルの妥当性確認、稼働前のギャップチェックリスト作成、引き継ぎマニュアルの整備まで一貫して伴走しました。
これらの背景から、物流コンペを実施したいけど何から着手すべきか分からない、どんなことに注意して企画すべきか分からない、そもそも物流コンペはなぜ必要なのか、といったお悩みや疑問について、実例ベースでお話しさせていただきます。
■話せること
このテーマでは、以下のような点についてお話しできます。
・RFP(提案依頼書)作成時の構成や項目のポイント
・選定評価軸の設計(価格・体制・ITリテラシー・成長対応力)
・現地視察や質疑応答の進め方・見極めポイント
・契約交渉時に留意すべき条件(解約条項、費用構造など)
・移管準備・初期運用の安定化プロセス
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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EC物流拡張期における供給体制の再設計について話せます
¥30,000~■背景 EC事業が拡大するにつれ、物流体制の限界が徐々に表面化してきます。 「倉庫がパンクする」「欠品が頻発する」「補充判断が属人化している」「販促と連携できない」といった課題は、急成長フェーズにおいて特に顕在化しやすい典型です。 私はこれまで、インテリア・雑貨の小売事業会社などにおいて、SKU拡張・販売チャネルの多様化・配送リードタイム短縮といった要件を踏まえた供給体制の再設計を行ってきました。 物流事業者や配送会社様との折衝、WMSの刷新、在庫引当ロジックの見直し、AGVの導入、MDや販売部門との連携強化などを通じ、「攻めるための物流」を構築してきた内容についてお話しさせていただきます。 ■話せること 以下のようなテーマについて、実務レベルの視点でお話しできます。 ◎ 拡張フェーズにおける課題の見極めと優先順位 ・成長痛として表れる「欠品・過剰在庫・滞留在庫」の構造整理 ・出荷数・SKU数・リードタイムなどから見る供給体制の課題 ・拡張フェーズで発生した様々な課題 ◎ 体制再設計の進め方 ・WMSの入れ替え or 要件見直しの判断軸 ・販売チャネルの役割と在庫配置の再定義(動線・リードタイム・坪効率) ・発注〜補充の仕組みを“人頼み”から“仕組み”へ移行するステップ ◎ 組織横断での連携設計 ・MD、販促、物流の情報をつなぐためのオペレーション再構築 ・予測、実績、計画を共通言語化し、補充判断の属人性を排除する方法 ・経営層への改善提案の組み立て方(KPI・費用対効果の示し方)
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3PL事業者様との折衝や運用改善について話せます
¥30,000~◼︎背景 3PL事業者様との付き合いは、単に「業務を委託する」だけにとどまりません。 「なぜこの費用なのか」「なぜ要望を聞いてもらえないのか」「オペレーション上のミスが発生した原因は何か」といった様々な課題に対して、「自社で原因を特定できない」「3PL側の説明がブラックボックス化している」といったケースに直面する企業は少なくありません。 一方で3PL事業者からすると「こういう連携があればもっと効率化できるのに」「実は非効率だと思っていることがあるけど言えない」などといったケースも多々あります。 私は、年商350億規模の小売・EC事業において、3PL事業者との契約見直し/運用再設計/KPI設計/共同改善会議の立ち上げなどを主導してきました。 委託側としての課題整理にとどまらず、3PL側の業務設計や制約を理解したうえで、双方が納得できる運用モデルを設計することが、改善の鍵になります。 これまで経験してきた取り組み内容、3PL事業者様との接し方、BPRの進め方、現場KPIの設計意図まで、実例ベースでお話しさせていただきます。 ◼︎話せること ◎ 折衝・交渉の進め方 ・担当者のレベルに応じた交渉のステップ設計(現場責任者・営業担当・経営層) ・要求内容の整理と優先順位付け、相手の立場を踏まえた改善提案の伝え方 ・契約範囲とグレーゾーンの明文化・仕組み化のプロセス ◎ 運用改善の具体的手法 ・現場に眠っている“言語化されていない課題”の抽出手法 ・出荷リードタイム・誤出荷率・庫内生産性などのKPI設計 ・委託先の作業工程やスキャンポイントの再設計(物流現場の工程改善) ◎ 委託管理体制の整備 ・委託後に属人化しやすい管理業務の標準化・引き継ぎ設計 ・月次/週次の定例会議と改善サイクルのまわし方 ・「見えないリスク」を早期に察知する運用チェック項目の設定