建築コストの見える化と積算業務の改善支援について話せます
■背景
建設会社(プライム上場ゼネコン)にて22年間勤務し、前半は建築施工管理、後半17年間は本社積算部門のマネージャーとして建築コスト業務を担当しました。RC造・S造の公共・民間施設を中心に、概算~設計・実行予算までの積算、設計変更対応、VE提案、協力会社見積の査定など幅広く対応。
特に「設計段階からのコスト検討」や「提案型積算(代替案の提示)」に強みを持ち、業務効率化のための手順書作成・外注活用・案件の優先順位設定なども推進しました。現在は独立し、技術士(建設・総監)・一級建築士として、発注者支援や技術士試験教育に携わっています。
■話せること
建築見積書の妥当性チェック、コスト構成の分析、代替仕様の提示
「高い/安い」ではなく「なぜその金額か」「どう見直すべきか」の論理整理
建築に不慣れな発注者の方への仕様アドバイスや後悔しない選択肢のご提案
積算・設計部門の業務効率化(外注活用、段階的積算、判断基準の標準化)
実際に、見積金額1,000万円の設備工事に対し、重複請求リスクや不明瞭項目を精査し、800万円での契約成立に貢献した実績があります。
「見積書を一項目ずつ一緒に読み解く」「業界慣習や施工手順まで丁寧に解説する」ことを通じて、金額の“裏側にある構造”を見える化するのが私の支援スタイルです。
■その他
建築コストに関する知見を一般向けに整理した書籍『建築コストの正体』(Kindle/ペーパーバック)を出版し、発注者が後悔しない判断軸の提供を目指しています。
▶ https://www.amazon.co.jp/dp/B0F917B6JP