ロケーション撮影、イベントにおけるリスクについてお話できます
ロケーション撮影(以下ロケ)は平穏な日常にイレギュラーを持ち込む仕事です。
何故ならスタッフの数が50〜100名(エキストラ除く)、関係車輌の数も10台〜30台(劇用車除く)にもなり、場合によっては早朝から深夜まで、良い映像を撮る為なら多くの事を犠牲にする覚悟を持っているからです。
だからその場所に済む人種や交通量、行動時間帯等の地域性によってこちらも対応を変えていかなければなりません。特に公道や公共施設、遊技場周辺の場合は導線を確保しつつ安全にも注意を払う必要があります。2000箇所以上でロケを敢行してきた経験は、撮影にとどまらず、対人、対物、対自然のリスクマネージメントに少なからず貢献できると自負しております。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1996年から20年と半年
どちらでご経験されましたか?: 主にHeavenly Valley Inc.にて
CMの撮影地は延べ2000箇所以上。想定外のクレームはほとんど無し。
その時どのような立場や役割でしたか?: ロケーションマネージャーとして、下見から撮影地決定後の段取り、現場の安全管理、クレーム対応まで。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: あまり表に出せませんが、困難な撮影を安全に終わらせた時。
スタッフや出演者が探した撮影地に感動してくれた時。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 朝4:00からマンションの目の前で音の出る作業をする為に挨拶回りをきっちりやって、クレームをゼロにした事。本来の業務は撮影の為に良い場所を探す事ですが。。。
関連する論文やブログ等があればURLを教えてください: FB参照
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 企業の総務、宣伝部
この分野は今後どうなると思いますか?: 無くなる事は無いが良い人材は減っていく。
そもそも現状でも全国に100名もいません。
謝礼金額の根拠はなんですか?: 普段頂いている自分のギャランティーがベースになっていますが、責任を伴う場合には都度相談。