調達活動の支援。インド・アセアンでの自動車部品の調達活動について話せます
■背景
-工場の原価管理担当から部品バイヤーへ異動。樹脂・ゴムの内外装部品を7年間担当
1.タイトヨタに赴任(1997年から3年間)
調達部コーディネーターで部品、資材、設備を担当
・タイでの調達とアセアン域内調達を拡大し輸入品を画期的に減
・アセアン域内の関税恩典を活用したサプライチェーンを新構築
2.インドのトヨタに赴任(2002年から4年間)
・インドのトヨタの取締役調達本部長
・カローラの新規生産に尽力。為替フリーを目指し、インド調達を拡大。
・インド全土を回り仕入先発掘。仕入先選定マニュアルを作成し効率かつ有効な選定を行う。
・トランスミッションをインドで生産し輸出するプロジェクトでは、広報と連携しインド政府とのインセンティブを実施。
・仕入先協力会の設立。インド仕入先とトヨタの良好な関係構築を実現
自主改善・QC活動、安全教育、リーダー研修など自動車会社と部品仕入先の新たな関係を築き、部品仕入先の発展に貢献。
3.プロジェクトマネジメント(2006年から8年間)
・トヨタの世界戦略車(通称IMV)のプロジェクトリーダー。10か国同時開発を推進
・調達活動の基本方針立案(主要120部品の特性を見極め、①、②の調達方法を決める
①ある国で当該部品を集中生産、他国に輸出する部品。
②10か国が自国で調達する部品。
4.日本とインドの合弁会社の社長(2015年から3年)
・日系自動車部品メーカーの社長として赴任
・複雑な税制と法務、労務問題の多いインドで合弁相手と連携し円滑に生産実施。労務問題ゼロ件を
・BCP対策を行い顧客への納入問題ゼロ
5.UMIコンサルティング 2019年から現在
・経営コンサルティングを創業。
・外資系自動車部品会社に円滑な部品開発や自動車メーカーの調達との関係構築をアドバイス。
・特に、インドは25年間担当したので、自他とも認めるインド通
■話せること
1.調達部門の役割や貢献できること
・材料、購入部品、内製加工費、物流など各費目に対する改善アプローチ
原価構成を変えることで画期的な原価低減を目指す。
・あらたな部品を受注した後の生産準備。円滑な生産準備でムダをなくす。
・生産準備のプロジェクトマネジメント
・部品の原価企画。部品開発と原価について。
・原価を造る、改善する
2.インド事業と調達活動について
インドのトヨタ調達本部長と日本xインドの合弁会社の社長の経験を活かしたアドバイス
・仕入先選定プロセスと値段交渉
・労務問題を起こさない諸対応、特に人事・労務
・BCP対策
・利益の出る会社にするには
・サプライチェーンを見直すことでの価格競争力改善
材料、購入部品、内製加工費、物流など各費目に対する改善アプローチ
(1年目、債務超過寸前の会社を3年目に黒字化した経験あり)
・新規でインドに進出を検討している日本お会社にFS(feasible study)のサポート
・インドにおけるサプライチェーン構築のサポート。サプライチェーンを見直すことでの価格競争力改善
・モノづくりの順番。まず安全、品質、生産、コスト。この考えに立った会社マネジメント
安全な職場で、良い品質で、決められた量を決められた時間で作れば、原価は作りこめる。(下がる。)
3.グローバルな目線でのサプライチェーンの構築
・どこで、何を、どう作ったら競争力になるか
・BCPマネジメントとサプライチェーンの見える化。
4.バイヤー教育
・上手な買い方、仕入先との付き合い方、交渉
・信頼されるバイヤーとは。
・会社に対するバイヤーの貢献
■その他
以下、講師で登壇
https://www.asiawise.legal/blog/in-9-10-11-12-ufj
三菱UFJ銀行主催、グローバル経営支援セミナー(インド)2019年9月10-13日
https://up-cycle.jp/seminar/seminar-642/
A1A社主催、グローバル調達におけるサプライヤーとの向き合い方と調達購買部門の役割のセミナー、2024年9月10日
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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自動車OEMの調達部が原価低減のために取り組む施策についてについて話せます
¥50,000~■背景 バイヤー経験を基に、海外事業体の調達責任者としてサプライチェーン見直し、構築により国産化、原価低減を実施。 新興国向けプロジェクトマネージャーとして、原価目標達成活動を推進。聖域なき原価低減を提案し、管理費、物流費、直材などあらゆる原価を対象に原価低減を推進 ■話せること 購入品の原価低減の着眼点(材料、加工費、物流費など費目別の活動)
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自動車部品の買い方改善、設計者と連携した原価企画について話せます
¥50,000~■背景 トヨタ自動車の調達で部品の目標価格達成のため、図面段階から部品の価格見積もりを行い、原価低減ネタを発掘する活動を32年間実施。バイヤー経験に加えプロジェクト責任者や海外事業体の調達責任者を経験 ■話せること ・部品の買い方改善、価格交渉 ・設計と連携した原価企画活動(部品目標に達成活動) ・バイヤー教育、バイヤーの考え方