車載を中心にした水素貯蔵の方式ごとの特徴について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
水素貯蔵材料の研究開発リーダーとして,国プロへのリーダーとしての参画や,国内外の大学などの研究機関や企業との協業,通産省(当時)の水素吸蔵合金標準化事業の委員を通して,水素吸蔵合金のみならず水素貯蔵技術全般に対する知識があります。また,自身の経験として材料の選択や作製,評価を行ったほか,内外の研究機関に協力していただき,材料や製品試作などを行った経験があります。また,研究開発動向の調査も行いました。これらを通じて,水素貯蔵材料(いわゆる水素キャリア)だけでなく,水素貯蔵技術についての知識を得ています。

■話せること
【水素貯蔵の方式とその概要】
高圧タンクの他に,さまざまな水素貯蔵材料を使った貯蔵方式や化学反応を用いて水素発生をする方式が提案されています。それぞれの原理を理解し,特徴を押さえておくことが重要です。
【水素貯蔵材料ごとの水素タンク応用の留意点】
水素貯蔵材料として水素貯蔵合金,錯体,金属の加水分解,ナノ材料,MOF(金属有機構造体)などがあります。それぞれの原理を理解し,特徴を押さえておくことが重要です。また,開発動向についても把握しています。
【水素貯蔵材料の研究開発】
水素吸蔵合金では,私自身が材料系を選択し研究開発を行った経験があり,どのような材料をどのような手法で作製するのかについての知識があります。また,水素吸蔵合金以外の水素貯蔵材についても,研究開発の概要を把握しています。今後の有望な材料についてもお話ができると思います。

■その他
NEDOプロジェクトの報告書類
論文,学会発表

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