福祉機器開発、バリアフリー環境の在り方、生活方法、開発機器について話せます
■背景
1976年3月大学3年最後の日に、テニス部の合宿にキャプテンとして行く途中の交通事故で脊髄(第9胸髄)を損傷し、車椅子生活となる。1年後復学し、1978年に卒業。1979年4月に総合せき損センター医用工学研究室へ就職。その後24年間、リハビリテーション工学や人間工学などを基本として福祉機器の設計開発と福祉住環境や就業環境の設計開発、また、様々な学会に於いて開発機器や生活環境設計などの発表を行なった。その実績から、2003年に国立大学法人佐賀大学医学部地域医療科学教育研究センターに福祉健康科学部門を設置ため招聘され、異動して医学部准教授となり福祉機器と環境設計の研究開発、および高齢者や障害者(児)の相談支援をリハビリテーション科や整形外科、形成外科、泌尿器科、看護部など多数の診療科との共同で行ってきた。これまでに、福祉機器開発で取得した特許件数は47件、住環境設計支援は2000件を超えている。福祉機器相談や住環境や職場環境相談での支援件数は1万件を遥かに超えている。
研究成果を基にした42年間の生活行動支援活動から、多くの高齢者等が寝たきりとなり拘縮や変形を起こしている現状を改善することを目的として、2017年に一般社団法人こうしゅくゼロ推進協議会を設立して代表理事となり、現在もその活動を継続している。
2019年3月に国立大学法人佐賀大学を定年退職し、合同会社KT福祉環境研究所を設立して、福祉機器開発支援や生活環境設計開発支援、および福祉機器や生活環境の相談支援を行って現在に至っている。これまでに福祉機器の共同研究開発で支援してきた会社や企業は40数社に及ぶ。
■話せること
・褥瘡予防用具や褥瘡予防のための生活方法
・排泄補助用具や排尿補助用具、排尿環境の整備方法などについて
・入浴補助用具や入浴補助用具、排入浴環境の整備方法などについて
・移動補助機器や電動移動補助用具などについて
・福祉機器やテクニカルエイドやバリアフリーやその設計方法のこと
・福祉機器設計・開発事例、福祉環境設計事例について
・リハビリテーション工学について
・車椅子の選び方と車椅子の住宅や社会環境での使い方など
・車椅子から様々な場所への移乗方法
・自動車運転補助装置や特殊自動車について
・車椅子テニスなどの車椅子スポーツについて
。自分らしい生活環境の整備方法について
・生涯の受容過程について
■その他
http://matsuokiyomi.com