電子部品実装ラインの部品供給部段取り替え自動化について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
2000年前後、Nokia,Motorola,Ericsson等の多国籍企業から実装ラインの生産性向上を求められていたが、段取り替え時に生産がSTOPする問題があった。テープつなぎ治具などで供給部品の非停止は果たせたが、段取り替えについてはなかなか良い解決案が見つけられなかった。
今回非常に短い時間で供給テーブル部(供給フィーダーが5~30連搭載されている)自体を入れ替える(段取り替えをおこなう)方法を用いることで、ほぼ24時間NON-STOP稼働を実現した例について紹介する。
もし業態が乖離しているのであれば辞退しますのでコメント頂ければ幸いです。

■話せること
・電子部品実装ラインの段取り替えによるNON-STOP稼働の実現⇒昨今日本のP社などがスマートファクトリーを標榜して同じ内容のIT化についてモデル工場をマスコミに公表しているが、(P社の生産技術の)メンバーに聞くと、実態はまだまだとの言質を得た。ソニーでは他社に先駆け2007~2010年に掛けて運用を始めた。実に15年程度の開きが生じている。技術革新を実際に行うまではTOPが捲引しなければならないことを示す良い事例だと思う。
・部品の残数管理、段取り替えの事前準備などすべて生産システム管理ソフトで監視しておく必要がある。必要数生産が終われば物流システムも加担して、次工程の組み立てラインに決められた個数を供給 or 保管しておかなければならない。
・生産の上流から箱詰め(下流)まで一貫した生産システムに支配された状態を作り出せば、オペレータの数も減り、他の業務に振り分けられると思う。

■その他
ソニーEMCS幸田テックで実装ラインから離れ丁度10年が経つ。最新の生産システムの動向は企業のHP、日刊工業新聞などのマスコミから得るしかないが、この10年はコロナもあり少し停滞気味に感じる。
お話し出来る機会があるまで時間があると思うので自身もUPDATEDしておこうと思います。

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氏名:開示前

・松下電器産業株式会社、及びソニー株式会社にて27年間に亘り;
1.工場自動化設備:電子部品実装機(パナサート)の機構開発設計(約9年)⇒業界No.1の生産性を追求・実現。特に欧州から帰任後(1996年~2000年)、マーケットインの考えを基に新規設備プロダクトマネージャーとして、機構開発、制御ハード・ソフト開発のマネジメント(約50名のチーム)を行い、4年間で2台の新機種をリリースしました。
2.販売(主に欧州圏)(約5年間)⇒駐在初年度比約3倍強、200億円超え
3.経営企画での活動 (約10年間)
4.ものづくり(品質保証、工場長等約12年)⇒ソニー株式会社では生産基幹工場(デジタルカメラ、カムコーダー、チューナー、放送用録画カメラ、携帯電話等生産)にて主に実装品質改善、工場長として工場運営(中期計画の策定、単年計画の策定・経営戦略の実施)一部生産ラインの中国移管プロジェクトに尽力、またSONYブランドのデジタルカメラの商品企画から設計デザインレビュー、商品化、量産化立ち上げまでワンストップで行いました。
・株式会社タケエイのグループ会社富士車輌株式会社にて3年間取締役(CTO)生産技術本部長兼工場長として工場運営に携わってきてその間経営計画の実現に向け生産技術面から経営戦略を実施しました


職歴

職歴:開示前


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