微生物検査法の選び方とデータの読み方について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
 雪印メグミルク㈱でチーズの品質に及ぼす微生物の影響について研究してきました。その後、製造ラインの衛生管理の指導や品質事故の解明に関する業務に携わりました。そこでは、製品や製造ラインの衛生状態を調べるために、適切な微生物検査法の開発やデータの解析をおこなってきました。
 短期間ですが東洋大学では微生物実験法の講座を担当し、微生物検査の実技指導を経験してきました。現在は、スーパーマーケット本部で品質保証推進の業務に携わり、店舗やセントラルキッチンの衛生管理や商品検査の指導をおこなっております。

■話せること
 商品の品質や製造環境の衛生状態を把握するためには、微生物検査により適切なデータを集める必要があります。そして、集められたデータから課題を抽出し、適切な対策を講じて改善していかなければなりません。
 大規模工場、小規模工場、商業施設などを対象として、このような経験を積み上げてきましたので、品質や衛生管理の課題解決のために、具体的な方法を提案することができます。

■その他
 商品の自主検査を外部機関に委託している状況を調べると、目的には合致しない見当違いの検査や不要な検査を依頼しているケースが多く見受けられました。コストをできるだけ低減し、最大限の効果を得ることが大切と考えております。

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氏名:開示前

 ミルクサイエンス研究所では、ナチュラルチーズとくに、ゴーダチーズとカマンベールチーズ製造技術の研究開発を通して、品質と生産性の向上に携わってきました。スターター(乳酸菌、カビ、酵母)とファージを主な研究課題とし、現場での実用化の他に、書籍の執筆もおこないました。
 この間、オーストラリアのチーズ工場にも派遣され、カマンベールチーズの品質改良も実践した経験があります。
 品質保証部に異動後は、微生物を対象として、品質事故対策やHACCP実践のための研究をおこなってきました。
 実験室にいる時間よりも工場でのフィールドワークの時間が長く、現場での実践的な仕事をしてきました。


職歴

株式会社アークス

  • 一般社員 2020/4 - 現在

学校法人東洋大学

  • 非常勤講師 2019/4 - 2020/3

雪印メグミルク株式会社

  • 主席研究員 2009/10 - 2019/3
  • 主査 1989/10 - 2009/9

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