フレキシブル搬送システムについて話せます
■背景
半導体装置メーカー、自動車組立ラインで経験したロボット、ローラーコンベア、リニアガイド、ベルトコンベア等を使用した搬送システムの課題とソリューションについて仕様作成、装置設計、制御設計、コストダウンについて話せます。
設計課長として200億規模の装置を立ち上げました。
■話せること
生産ライン検討・設備設計・立ち上げの課題
・位置停止精度
繰返し位置精度±0.05mm以下であればサーボ、インバータ、ステッピングモータを選定位置決めのメカ基準位置の明確化が必要。位置決めジグを作成して押し付け調整で対応する
・駆動機構選定
ボールねじ、リニアガイド、ベルト機構などの伝達機構の選定でコストと耐久性の課題。
・回生有無の確認
負荷の重量及び加減速時間により回生抵抗が必要な場合がありモータ選定の際に検討が
必要である。
・パーティクル発生しない素材の選定
ワークとコンベアの接触がゼロの磁気浮上モータの採用などが検討課題重量が500kgを超えるワークについては技術検証中。
・タクト検討
タクトを考慮したメカ機構、サーボインバータ、エアのどれを駆動系に選ぶか。
・停電時の対応
停電時にJOG機能を使用して機器同士が干渉しない位置まで移動させて原点復帰を行うので復旧作業に時間がかかっている。
→サーボの場合はABS機能により位置情報の保持を行い
・上下流システムとのインタフェース不具合
上下流装置間で乗り継ぎ時にトラブルが発生した場合の復旧方法等について仕様通りに設計されていないことが多い。IF仕様にて双方で合意の上で設計するようにしている。
・予知保全
搬送系は繰り返し動作させるためにボールねじ、ベアリングの摩耗、リンク部のがたつきなど故障する前に予防できる機構をIOT対応した。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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日本の自動車・産業機械における中国製半導体の使用状況について話せます
¥50,000~■背景 ・産業機械のどの製品にどれくらいの量の中国の半導体が使用されているか ・産業機器において、中国から供給が途絶えた際どのようなリスクがあるか ・産業機械:ロボット・制御装置 ・産業機械:製造装置・機器 ■話せること 半導体製造装置メーカ、半導体製造装置メーカへの部品供給の経験から中国製部品の使用頻度はコストの関係でかなりの比率を占めております。カントリーリスクや欧米からの輸入規制の要請もあります。 中国半導体を採用したが国産と比較して劣ることや地政学リスクがあるため国産品もしくはそれ以外の国からの供給で何とかできないかと要求されるケースが多くなってきています。単価の安い中国製の部品が採用できないとなるとコストの上昇とサプライチェーンの分断、生産量の減少など様々な影響が懸念される。
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半導体製造装置(前工程)の市場について話せます
¥50,000~■背景 ・半導体製造装置(前工程)の国内市場の概況と今後の見通し ・半導体製造装置(前工程)の海外市場の概況と今後の見通し ・半導体製造装置(前工程)における有力なプレイヤー企業はどこか ・各社製品の特徴、および技術的優位性はどのようなものか ■話せること 半導体製造装置(前工程)の市場は、日本が世界的な半導体産業の中心であり依然として重要な役割を果たしています。ウェーハ製造、エッチング、薄膜成膜、フォトリソグラフィー、イオン注入などがありこれらの設計開発と量産装置の導入経験があります。また技術的な課題と各社の有力技術および今後の市場動向についてお話ができます。
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製造業における自社製品への再生プラスチックの導入について話せます
¥50,000~■背景 自社製品への再生プラスチック導入の経験からお話が可能です。 再生プラスチックを自社製品に導入しようと考えた動機 再生プラスチックを自社製品に導入することで得られた、または得られると想定している恩恵 自社製品への再生プラスチック導入時に求める要件(再生材比率、値段、歩留まり、デザイン、品質要求特性、樹脂グレードなど)、及びそれらの優先度について ■話せること サステナビリティ志向の高まりとサプライチェーンからの要求、協業他社との差別化と企業存続のために取り組んでおります。再生材比率と他社製品とのコストメリット、生産歩留まり、樹脂の品質にあります。優先度としては、再生材比率、価格、品質要求特性の順になります。再生プラスチックには、異なる種類のプラスチックや不純物が混入していることがあり、コンパウンドが不均一になる。また供給が不安定など課題も山積しております。