PLM/PDMを使った紙文書の電子化について話せます
¥30,000~
■背景
私は医療機器製造メーカーにて、PDM(Product Data Management )やPLM(Products Life-cycle Management)などの社内システムの導入をしてきました。
システム導入のプロジェクトリーダーを数多く経験しており、社内の部署やベンダーなどと協業しながらプロジェクト全体をまとめ上げ、成功に導くことを得意としています。
製造業の現場は今でも紙文書に溢れています。
私の会社も以前は紙文書でした。
しかし、紙を使った業務では情報の検索ができない、大量の紙文書が倉庫にたまるなど様々な問題が発生します。
そこで、文書を管理するためのシステム(PDM、PLM)を導入することによって紙文書を電子化し、情報の検索性の向上、保管スペースの圧縮に成功しました。
■導入したシステム
2004年 図研:DS-1
2005年 コクリエイト・ソフトウェア:OSD(OneSpace Designer)
2007年 ダッソー・システムズ:ENOVIA SmarTeam
2010年 図研:DS-2
2012年 富士ゼロックス:Apeos PEMaster
2018年 Oracel:Agile
2021年 ダッソー・システムズ:DELMIA Apriso
2023年 オービックビジネスコンサルタント(OBC):奉行クラウド
■話せること
紙文書を電子化することは簡単ではありません。
文書が電子化されたことによって、今までの業務が大幅に変わります。
紙の回覧によって成り立っていた業務が全て変更になります。
また、電子化に合わせて様々な要求が発生します。
・紙の回覧に合わせて行っていた流れ作業ができなくなる
・紙をコピーして配布していたが、電子化したら配布先をどうやって決めればよいか
・部署ごとに様々な帳票を使っていたが、電子化されることによってフォーマットを統一して使いたい
・既存の紙文書を電子化して検索したい
・電子化に合わせて文書の承認作業を統一したい
・文書の承認ルートを簡素化したい
これらの業務はルールを統一(標準化)したあとにシステムを導入しなければなりません。
システムを導入する上では、この業務の標準化が非常に重要です。
「システム導入したが使われなくなってしまった」などの状態になるのは、この作業が抜けていたからです。
私は今までシステム導入に合わせてこれらの業務標準化を数多く行ってきました。
■業務経験
1986/04-1997/09(11年6ヶ月)オーディオ機器メーカーで業務機器のマイコン設計
1997/10 電話の交換機を設計製造する会社に転職
1997/10-1998/10(1年1ヶ月) 電話交換機メーカーで設計支援
1998/11 医療機器メーカー工場に転職
1998/11-2003/03(4年4ヶ月) 医療機器のマイコン設計
2003/04-2005/01(1年10ヶ月)電気CAD管理システム導入プロジェクト(DS-1)
2003/04-2005/03(2年0ヶ月) 3D-CAD導入プロジェクト(OneSpace Designer)
2005/04-2006/03(1年0ヶ月) PDM導入準備
2006/04-2007/11(1年8ヶ月) PDM導入プロジェクト(ENOVIA SmarTeam)
2007/12-2008/09(0年9ヶ月) PDM(ENOVIA SmarTeam)への過去文書の登録
2008/10-2010/09(2年0ヶ月) 電気CAD管理システムバージョンアッププロジェクト(DS-2)
2010/10-2012/06(1年9ヶ月) PDM導入プロジェクト(Apeos PEMaster)
2012/07-2013/06(1年0ヶ月) PDM(Apeos PEMaster)に登録する文書の標準化活動
2013/07 本社に出向
2013/07-2016/09(3年3ヶ月) PLM導入準備期間
2016/10-2018/02(1年4ヶ月) PLM、図面管理機能導入プロジェクト(Agile)
2018/03-2019/10(1年8ヶ月) PLM、文書管理機能導入プロジェクト(Agile)
2019/11-2021/05(1年7ヶ月) MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)導入プロジェクト(DELMIA Apriso)
2021/06 帰任
2021/06-2022/12(1年7ヶ月) PLM導入プロジェクト(Teamcenter)
2023/01-現在 業務用クラウドシステム導入プロジェクト(奉行クラウド)